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内容説明
▼第1話/ねずみ浄土▼第2話/舌切り雀▼第3話/浦島太郎▼第4話/一寸法師▼第5話/かぐや姫▼第6話/瓜子姫▼ニッポン現代話/おばあさん子
●あらすじ/昔々、ある村で暮らす少女が山で働く祖父に昼飯を届ける途中、握り飯を木の根元に開いた穴に落としてしまった。手を突っ込んでも届かないので中を覗いてみると、そこには服を着たねずみが棲む不思議な世界があって…(第1話)。
●本巻の特徴/2000年に5000部限定で発売された幻の名作が、新装版で登場! 無限の広がりを魅せる花輪和一の世界をご堪能あれ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
7
限定五千部で発売された、花輪和一の幻の作品の新装版。「舌切り雀」や「一寸法師」など、誰もが知っている昔話を、花輪流のおかしみと毒で調理した短編集。笑えて、ホロリとして、ゾゾッとする。中でも巻末に添えられたニッポン現代話の一編「おばあさん子」が怖すぎる! こんなの読んだ日にゃ、夢でうなされるよ!2009/07/13
てんてん(^^)/
3
シュールだー!誰もが知ってる御伽噺を、これでもかと際立たせる因果応報、仏教説話のような味付け、と思いきや、SFだったりと、飽きさせない面白さ。しかし、この頃常に出てくるこの女の子なのだが、「刑務所の中」を読んでから時々おっさんの顔に見えるという後遺症が。。。あ、そうそう、ニッポン現代話はあまりのシュールさに二度読みしてしまった。2009/09/22
メノウ
2
☆☆☆ SFおとぎ話短編集 最後の話は気分が悪い2016/01/15
門米利独活
1
ハッピーエンドな感じに改変された「浦島太郎」が良かった。2014/06/22
あんコ
0
★★★知らない人は知らないけど、私は知ってる花輪和一!!(笑)独特の世界観でいつも安定の花輪ワールド。花輪さんが描けば『舌きり雀』や『一寸法師』の昔話も毒のある話に!!そして何気に宇宙ネタが多い。最後のニッポン現代話もシュールです(゚Д゚;)可愛らしい話でないのは確か(-ω-;) 2013/05/07