内容説明
幼少期のしんどい母子関係から、自己肯定感が低くなってしまい、「自分が嫌い」という気持ちを抱えて生きてきた著者。その感情を手放すべく「小さい頃の自分が親にして欲しかったこと」を一つ一つ実践してみたら、心が少しずつほぐれていって――。「人は誰かを許さないままで幸せになってもいい」。数多の共感を呼んだ感涙エッセイ漫画。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カール
19
辛い過去があるぽんさんだけど、旦那さんと出会った事が最大の幸せなんじゃないかと思うほど、ぽんさんの旦那さんいい人ですよね。母親を許せないことに罪悪感があるぽんさんに言った一言「人は誰かを許さないままで幸せになってもいいと思うんだよね」2021/05/20
ロア
16
マンガなので読みやすい(*´ω`*)2021/05/26
シナモン
9
お母さんの毒親っぷりが想像以上で、びっくりでした。そんな親の話をしても「意地はってないで仲良くしなよ〜」と言ってくる友達…健全な家庭で育って生きてきたのでしょうね。「みんなと同じことができない」からの「みんなと同じことをしたくない」に至るまでの考え方の癖に共感。ジャズシンガーの先生がおっしゃった「自分だけでも自分の味方でいてあげて」が刺さりました。2022/05/12
チサエ
8
自分の内なる声を聞き、少しずつ、子供の頃にほんとうにやりたかったことをトライしてみたりしながら、過去と自分を受け入れていく。毒親を許せず、でも「許さないまま幸せになってもいい」との気づき。「幸せになっていいのか。なっていいはずがない」という意識が強い私も、自分なりの幸せの形に少しは近づけると良いと思えるように、意識改革が出来たらと、ちょっと思いました。2022/05/21
コウママ
7
コミックエッセイ。母親からの虐待がかなり辛い。環境の中で自己肯定感が低くなってしまったんですね。逆上がり、大人になってご主人とチャレンジしたエピソードが好き。2025/07/04