文春文庫<br> 赤い風

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文春文庫
赤い風

  • 著者名:梶よう子【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 文藝春秋(2021/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167916749

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内容説明

前代未聞の開拓事業「三富新田」を描く長編歴史小説
荒涼とした原野を二年で畑地にせよ――。川越藩主柳沢吉保は無謀な開拓を命じる。軋轢を抱える武士と農民の共同事業は成功するのか。

武蔵野原野は赤土で水源に乏しく、田畑は拓けない。
秣場(まぐさば)に利用する村々の争いを止めるため、川越藩主柳沢吉保は荒野の開墾を命じる。
だが、家老の嫡男・啓太郎は、侍を憎む百姓の正蔵と衝突、互いに反目して計画は進まない。
二年の期限が迫るなか、下役人が不審な死を遂げて……。
大地に生きる人々の歴史長編。

解説・福留真紀

※この電子書籍は2018年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

45
川越藩から2年の期限で命じられた開拓。しかし啓太郎と正蔵のぶつかり合いで計画が進まないのは困りますよね。大地に生きるからこその物語。面白かったです。2022/05/14

オールド・ボリシェビク

3
水源に乏しく、新田開発ができない川越藩の領地に、藩主である柳沢吉保は開墾を命じる。百姓と武士は対立と協力を繰りかえしながら、2年という期限の中で、開墾に汗を流していく。栗より美味い十三里、サツマイモで有名な川越だが、その背景にはかくも苛酷な土地があったのだな。犬公方・綱吉の側用人として悪名も高い柳沢吉保だが、なかなか魅力的な人物に描かれているのが面白い。2021/10/17

ES335

2
凄いね。Googleで見ると集落の形が残ってるよ。多少は住宅街や工場になってるけどね。是非、300年後の三富を自分の足で散策したい。今も「むさし野農法」は健在だし、非常に学ばせられた傑作だった。2021/11/05

yoko

2
川越の不毛の地を開拓して川越いもが名産になるサクセスストーリーですが、柳沢吉保や綱吉、荻生徂徠が出てきて面白かったです。武士と百姓の立ち位置の違いと自分自身の中にある立ち位置の違いとを考えさせられました。2021/07/07

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