内容説明
齋藤孝先生推薦!
TBSラジオでも話題!
語彙力・読解力向上
親子コミュニケーション不足解消
感受性や想像力を育む
「こんなにしつこく解説されたら、誰でもうまくなっちゃう!?」
『ごんぎつね』『蜘蛛の糸』『雨ニモマケズ』を題材に
ナレーションの名手が、具体的な読み方を徹底解説!
著者より
読むことが好きで、読む仕事をたくさんさせていただく中で、全ての読みには法則があることに気づきました。
私たちアナウンサーは、わかりやすく伝えるための読みの技術を身につけます。
ニュースでは主観を入れず平坦に読みながら、かつ内容を伝える技術が求められます。
声に表情のある声優さん、感情を乗せてふくよかに表現される俳優さんの読みとアナウンサーの読みは違うものかもしれません。
ただ、私が多くのナレーションを担当する中で無意識に使っていたテクニック。
朗読のレッスンを受ける中で「情景が見えるように」「俯瞰で読んで」などのアドバイスをどう音声に変換していったか。
その理屈や、ロジックを一度自分なりに整理をしたいという思いがありました。
この本では「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」という馴染みのある物語を読みながら、その法則を解いていきたいと思います。
ぜひ、音読や朗読、文章を声に出して読むときの参考にしてみてください。
<目次>
【読みはじめる前に】
音読をすることの効果
音読をするポイント
1章 ごんぎつね
2章 蜘蛛の糸
3章 雨ニモマケズ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
71
音読をすることの効果は初めに触れられていて、本文でも作品への思いや自分の考えが音読に反映し、音をどの様に扱うかのノウハウが学べる。読み方は一つじゃないという解釈も良い。アナウンサーの本ではあるが、人として作品を音読するときの文との真摯な向き合い方がすてきだ。それは、巻末のメモを見ると一目瞭然だ。2021/05/13
ニッポニア
42
言葉を喋るアナウンサーの凄みを見る、アクセント、高さ、豊かな日本語の表現を堪能する。以下メモ。音読の間が普段の会話に生きてくる、言葉が自分を支えてくれる。口周りの運動で言葉をしっかりと発する。第1声を大事にする。頭の中で映像を流す。ごんぎつねの最初の「ご」で何時間かレッスンできる。言葉をどこに着地させるか。シンプルにごんぎつねの展開や使ってある言葉、テンポがとんでもない。蜘蛛の糸の冒頭、ある日のことでございます。しかし、地獄と極楽との間は何万里となくございますから。まず文学作品として面白い名文。2025/12/28
☆よいこ
33
分類809。TBSアナウンサーによる音読のコツを解説。題材「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」▽音読の効果①音読の「間」が普段の会話に生きてくる②音読で体感する「言葉」が自分を支えてくれる③音読の口のまわり「運動」で言葉をしっかりと発する▽音読をするポイント①発生のウォーミングアップ②聞いている人と場所をイメージする③第一声を大事に④頭の中で映像を映す⑤言葉を堪能する▽解釈は自由、自分の考え生き方が音読にでる。語りをするうえでも同様だと思い参考にします。なにより音読は楽しい。2021年発行2026/01/20
さばずし2487398
31
音読テクというか作品に対する読解に近いだろうか。読書なら流す言葉も音読だと重要な伏線キーや心理、状況の変化として発声のスピードを変えたり語氣の強弱を調節したりする。そこ迄は一般の人でも注意するが、本書はそれが半音高いか低いか、最初の一語がどういう状況なのか、徹底した細かさが流石プロ。音読は言葉と自分との対話、時に格闘。紙に書いた物を音声という別の実体として自分を通し伝える時、いかに温度を感じさせるか。正に語感=五感。全身で言葉に氣を与える。自分の言葉もこれくらい注意したら他人への悪口は言えないのかも。2022/02/20
うずら
12
最後の堀井さんの書き込みのページ! 初めの一文を読んだだけで人を引き込むプロの仕事の凄さを垣間見た。2023/07/10




