内容説明
一夜にして京都駅を貫いてそびえ立った神樹。“京都”は、人と怪が混在する魔都と化した……
一条絢十は、10年前に消えてしまった幼馴染みの夏奈深雪を追って平和な東京を離れ、政府の定めた第一級閉鎖指定地区“京都”へと潜入する。
だが、隔離都市となった京都は、人と怪(アヤシ)が混在する魔都と化していた。
人類が狩られるべき下位の存在となった魔都で、絢十は京の街に秩序をもたらさんとする組織、京都多種族安全機構の一員となってしまい……!?
京都の街を、この街で最弱のヒーローが疾走する!
魔都の平和は僕たちが守る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛野桂馬@時津風@ハスター
2
妖怪と人間のバトルもの、と思って読むと色々物足りない。でも、ボーイ・ミーツ・ガールとしてなら、綺麗にまとめられているんじゃないかな。ストーリーは一本道で、多少の謎もあくまで物語を進めるためのきっかけ。主人公がチートで俺TUEEEEEが流行っている昨今だが、昏さの中にほのぼのとできる日常がある、こういう作品も良いものだと思う。2015/02/10
晩餉の残り
0
主人公とヒロインの2つの視点からテンポ良くストーリーが展開し、スムーズに読むことができる。ヒロインの「謎」も読み進めると自然に察せるような丁寧な作り。作品の性質上感情移入することはできず、良くも悪くも『決まったストーリーをなぞるだけ』といった印象。2015/01/08
w_h_o
0
伊都那って飯綱か。イヅナで画像検索すると酷い事になっていて…w2014/12/29