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内容説明
「おいしい!」「楽しい!」「新しい!」「使える!」「上質!」――そこに行けば、「何か」がある。常に人でにぎわうデパートの食品フロア=「デパ地下」。老舗の伝統に最新の流行、昔ながらの定番もあれば、各デパートが知恵をしぼり工夫をこらした「ここでしか買えないもの」もある。絶えずリニューアルが繰り返され、トレンドを発信し続けるデパ地下は、人々の生活に密着しながらファッション化・カジュアル化してきた。時代のニーズに合わせて進化を続け、訪れた人をわくわくさせる売り場、その人気の秘密はどこにあるのか? 消費者の視点から見た「活用法」も織り交ぜながら、デパ地下の魅力に迫る。 ●序章 時代とデパ地下、私とデパ地下 ●第I部 なぜ今、デパ地下なのか/1 「デパ地下」は日本発/2 デパ地下の「今」 ●第II部 “まち・みせ・ひと”から読み解くデパ地下/1 ちょっとした「手みやげ」を探す/2 こだわりと高級感を表現するギフト/3 日常で贅沢気分を味わうスイーツ/4 国内外の有名ブランドが揃うパン/5 夕ご飯を見繕うお惣菜と生鮮食品/6 手軽で豊富なお弁当/7 お招きの一品とお酒 ●終章 進化するデパ地下
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
25
専門的な話より、朝の情報番組のノリ。私にはこれくらいがいい塩梅です。デパ地下良いよなぁ。ワクワクする。2021/07/19
雨巫女。@新潮部
14
《私‐図書館》熊本の百貨店のデパ地下にも、ブランド惣菜が、出店してる。地元の老舗や料亭も出店している。デパ地下は、面白い。2011/12/25
Humbaba
13
専門店に行けば一級品は手に入るかも知れないが、そこだけで全てが完結するとは限らない。目的とする場所が近くにあればまだ良いが、そうでない場合には時間やお金が余分にかかることになってしまう。しかし、デパ地下で全てが揃うのであれば、心理障壁は小さくなり、積極的に出かけようという気持ちになる。2016/05/05
てくてく
7
デパ地下の魅力や工夫などを、著者の体験に沿って説明している。タイトルの問いに対しては、「魅力的だから」ということで、そこがどのように魅力的なのか、スーパーとデパートの間に位置し、少し背伸びしながらも無理な範囲ではないといったデパ地下が今後どうあるべきなのか、というところまでの提言が示されていない点が残念だった。ビジネス本ではなかった。2015/09/26
Humbaba
7
デパートは,常に新しい社会をつくろうとしてきた.それが作られた当初はその時の事情とあわなくてなかなか受け入れられなかったことも多い.しかし,現在の社会を見れば,その選択は非常に的を射たものであったということがわかる.2011/05/06