内容説明
会社に貢献し続けてきたはずの自分が、ある日を境に完全失業者になってしまうという不条理、第二の人生をどのように生きていくのかという課題難題…サラリーマンにとって「停年」とは何を意味するのだろうか。主人公・矢沢が下した決断はいかに?すべてのサラリーマンに捧げる、ハッピー・エンドの物語。
著者等紹介
源氏鶏太[ゲンジケイタ]
1912年、富山県生まれ。本名、田中富雄。富山商業学校卒。第二次大戦後、サラリーマン小説を数多く執筆した。1951年、『英語屋さん』で第25回直木賞受賞。1985年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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