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内容説明
「どうやって繋ぎとめればいいかな」転校せず一人暮らしを選んだ月子にまた一緒に過ごせると彩は喜ぶ。新しい生活で会話が増えていく二人だったが高校生という時間には終わりがあって…。キレイでめんどうくさい世界で生きる少女たちが選んだ結末は!?(※本電子書籍は『夜と海【単話版】』12~19を収録しております。重複購入にご注意ください。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いりあ
6
Webサイト「コミックトレイル」に連載された郷本の「夜と海」の第3巻。他人に関心がない夜野月子が学校のプールで泳ぐ内海彩に一目ぼれしたことから始まる物語です。とにかく感情や心情などを海洋生物などで表現する描写が好きでした。最終巻だからと言って、2人が急接近したり、特別に盛り上がりがあるわけではありません。少しはお互いを理解したかもしれませんが、あくまでフラットに月子が彩に一目ぼれした時からの距離感を保っています。百合作品として、この距離感を出せて、かつ作品として成立させられるのは数少なく貴重だと思います。2025/07/29
祐樹一依
5
【◎】最後まで好きな感じのままだった…。良かった…。「わたしたち、ともだちだよね?!」みたいな、それ何を押し付け合おうとしてんのさみたいな上っ面の仲良しとは一線を引くふたりでした。実は現代人の多くはデジタルでこれと似たようなことをやってる。かなり思いきって終幕へ向かっていったけど、下手にゆりゆりしないのも良かったなあ…。水の描写も最後まで綺麗でした。2021/04/15
ソラ
4
独特な距離感でけっこう好き2022/08/14
聲
3
ちょっと厨二っぽい感じ、アート寄りな雰囲気に酔ってる印象があって、どちらかというと苦手だったかも…。リアリティーの問題なのかな。その手の漫画が好きな人向けな気がする。最後のほうの見開きの25mプールの絵はよかったというか、あれが象徴だったんだろうな。ひょっとして百合として読んでたのかいけなかったのか…?2023/02/22
オジャオジャ
3
淡いけど儚いけど確かにあの25メートルのプールの箱庭での思い出は何にも代え難い美しい思い出だったのだ…と終わると思いきや卒業してからもなんだかんだで付かず離れずで関係が続きそうでニンマリした😄2022/02/09