内容説明
『ダンジョン化』現象によってモンスターが出現し、世界が混乱する中、坊地日呂は『ショップ』というスキルに目覚め、金を稼いで生きることを決めた。王坂との因縁に終止符を打った日呂は更なる金稼ぎの方法を模索し、有志の市民で結成された武装集団“平和の使徒”の情報を入手。武器は金になる――そう考えた日呂は変身薬で死の武器商人・円条ユーリに変装し、“平和の使徒”に武器を売り始める。だがこれをきっかけに、日呂は怪しげな組織や不穏な失踪事件、そして謎多き少女クロネコと関わることになり『ダンジョン化』していく世界の混沌を目の当たりにする……！ スキルを駆使して生き抜く現代サバイバルファンタジー第2弾！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
17
続けて購入。絵は可愛らしくて良い。 物語は崩壊した世界で特殊能力活用の為に金稼ぎをする主人公が、死の商人を始める話。姿を変える薬や身代わり人形など便利そうな道具で無双するのがちょっと面白い。あまり深く考えずに楽しめた。2021/04/02
こも 旧柏バカ一代
16
魔物が蔓延る世界になって治安が低下。そんな中で武装してダンジョンを攻略する組織「平和の使徒」が現れた。そんな彼等に変装して武器を売る主人公。そんな彼等と複数回取引を行なってきたら別の組織から声を掛けられる。その組織は「祝福の羽」と名乗り子供を保護していると表ではアピールしていたが、、実際は子供を洗脳して兵士にする組織で日本でも子供を拉致して洗脳。それに耐えられない子供達は死んでいってしまう。そんな彼等に武器を売れと言って来たがそれを拒否したら殺しに来た。そんな祝福の羽を平和の使徒と殲滅する。2022/08/09
真白優樹
6
一般人で構成された武装集団に、新たな顔で武器を売りつける中、子供を攫う悪人の思惑に巻き込まれる今巻。―――過去を取り戻し繰り出せ、全てを断ち切る復讐の刃。 世界の崩壊が進む中、現状に対応する人間達も現れ始め。そんな中、新たな因縁に巻き込まれた日呂が再び怒り、制裁を下す巻であり、人の心の醜悪さとエゴの中に、大人達の気持ちの良い温かさのある、前巻の面白さがまた一つ段階を上げていく巻である。事件の先に得た、新たな絆と繋がり。果たしてこの崩壊する世界で、日呂はどんな商売をするのか。 次巻も須らく期待である。2021/03/26
爺
3
はて？ ダンジョン要素がほぼなくなり、児童売買の国際組織壊滅に動くという謎展開。ダンジョン発生よ謎も世界中で起きているのかなども全て放置。こんな世界で人身売買組織か機能してるとか意味不明なのだが……どこに売るんだ？ 異世界物なら雰囲気で流せるかもしれないが、なまじ舞台が現実世界なせいで違和感しかない…。2022/06/24
菊地
1
スケール感が乏しく、1巻に比べても勢いが落ちた感はある。2021/07/08
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