講談社文庫 緋の鯱

著者名：西村寿行【著】

講談社（2021/04発売）

• ISBN：9784061839489

内容説明

白い裸身に映える緋色の鯱。好評第５弾！　――途方もない要求を突きつける謎の電話に対して、日本の警察官や検事は拒絶で応じ、次々に殺害されていった。司法の壊死を狙うこの狂気の電話の正体は？　仙石文蔵らスーパーヒーローは、狂気の正体を追う。思念に浮かんだ悪魔は、白い裸身に緋色の鯱を描かれた美女の背後に……。空前のスケールで展開される痛快「鯱」シリーズの第５弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[すす]

文芸作品を読んで疲れたので読みました。 今作も奇想天外な展開。日本、ロシア、アメリカに危機が迫る。呼ばれる男たち。 そして「男根様〜」と歓喜に叫ぶ女達。 いいねー、これですよね。 男根様シーンは直ぐに飽きるので略して読むのもOK。この気楽さが素敵。 あっという間に読み終わりました。 記憶にも残らない、残らなくてもよい、そんな読書時間は癒やしの時間でもありました。 死ぬ前に　一度は言わせたい　男根さま

2025/01/10

[ガトリング邪教徒(女)]

内容がとっちらかって、何処から突っ込んでいいのか分かりません…。超能力集団VS悪魔という、なんかもう真面目に考えるだけ無駄なので、割り切って後半の大乱交シーンを楽しめばいいのかなと愚考します。フランス映画「パフューム」の集団乱交を思い出して、つい笑ってしまいましたが。 …このシリーズ、8作ぐらい出てるんですね。他も読みたいかと問われると微妙ですが、Kindle Unlimitedで出てる分は続けて読んでみようと思います。

2022/05/16

[つちのこ]

1985年頃単行本で読了