角川ソフィア文庫<br> 聖地と日本人

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紙書籍版価格 ¥968
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角川ソフィア文庫
聖地と日本人

  • 著者名:小松和彦【著者】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • KADOKAWA(2021/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044006365

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内容説明

鞍馬・僧正ヶ谷、比叡山横川、河原院、竹生島、熊野、志度浦の龍宮、富士山、安達ヶ原……能楽の舞台となったこれらの場所は、「聖地」と呼ばれてきた。神々が遊び、鬼や妖怪が出没するといわれた異界への入り口。俗世の向こう側にある極楽・地獄として、日本列島の中に見出された聖地とはいかなる場所であったのか? 絵画や文学作品、歴史書など、多彩な史料を手がかりに、中世の京都人が聖なる場所に込めた思いに迫る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たま

30
能楽を手がかりに京都(=伝統的日本文化)にとっての「聖地・異界」を探る。取り上げられている24の異界は鞍馬から吉野熊野や立山を経て安達ヶ原に及ぶ。かつては霊場、今は観光地として訪れたことのある場所が多く興味深いが、全て能楽の舞台と言うことにも驚いた。大昔に謡いを習っていたことがあり文学作品として読んでいたけれど、「日本に土着してきた思想を考えるための『教典』」と言う著者の主張も頷ける。雑誌『観世』の連載が2006年に『誰も知らなかった京都聖地案内』として本になり、それが角川ソフィア文庫に収められたもの。2021/06/24

まさ

26
聖地とは「奥」のさらに奥にあたる場――。それは距離的なものだけではなく精神的にもより深い部分といえる。異界とも言い換えることができる地を能楽作品を通して知ることができた。鞍馬・僧正ヶ谷、貴船、比叡山横川といった京都のまちから少し出たところだけではなく、竹生島や熊野、富士山や立山、戸隠といった全国の地も。能という人為と古来からの地が繋がることに新鮮な驚きと興味を抱き、そしてやはり、訪ねてみたくなるのだな。2021/08/08

かわくん

2
能に出てくるさまざまな聖地・異界について考察する。富士山や立山などの山岳、那須野の殺生石や安達ケ原など伝説の地に言及。京都を中心にした世界から見える異界を古代の文献や宗教、民俗などの知見からその背景や所以を推理する。妖怪研究で著名な著者が、専門外の能について語る文章はなぜか引きつけるものがある。2021/06/09

takao

1
ふむ2021/11/23

大臣ぐサン

1
能・謡曲に登場する異界を探る『誰も知らなかった京都聖地案内』の再編。京都を中心とした異界の裏に潜む怪異を探る事によって日本の信仰の源泉が浮き上がってくる。2021/05/05

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