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内容説明
テレビ朝日・毎日放送テレビ・読売テレビは、かつて教育テレビだった。批判にさらされた1950年代の民放テレビ。新たに開局する教育テレビに課せられた課題は何だったのか。番組づくりの“苦闘”を活写する。
目次
序章 商業教育局と日本のテレビ放送
第1章 テレビにおける教育と教養―番組種別という制約
第2章 外国テレビ映画で海外文化を学ぶ
第3章 身近なニュースによる「社会教育」―商業教育局が生んだニュースショー
第4章 大阪から東京へ―毎日放送テレビのクイズ番組
第5章 読売テレビにおける「社会教育」の叢生―関西ローカルの独自性
終章 商業教育局における「教育」と「教養」
著者等紹介
木下浩一[キノシタコウイチ]
1967年、兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(教育学)。現在、帝京大学文学部社会学科講師。専門は、メディア史・歴史社会学・ジャーナリズム論。1990~2012年、朝日放送(株)番組プロデューサー・ディレクター、映像エンジニア。2012~2020年、桃山学院大学、大阪成蹊大学、放送芸術学院専門学校で非常勤講師。就活関連指導、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
4
商業教育局と日本のテレビ放送 テレビにおける教育と教養―番組種別という制約: 放送制度からみた日本教育テレビ 外国テレビ映画で海外文化を学ぶ: 商業教育局による吹き替えの普及 外国人俳優と日本人声優の同一化 吹き替えにおいて何が重視されたのか 身近なニュースによる「社会教育」―商業教育局が生んだニュースショー: ニュースショーから「ワイドショー」へ 大阪から東京へ―毎日放送テレビのクイズ番組: 商業教育ネットワークの誕生 読売テレビにおける「社会教育」の叢生 商業教育局における「教育」と「教養」2021/11/05
つまみ食い
2
ごく単純に図式化すれば、教育や教養番組が放送の一定量を超すよう法規制がなされ、いかに教育・教養を拡大解釈し視聴率を稼ぎながら番組を作るか、という課題に商業教育局(テレビ朝日の前身など)が応えていったかが主眼。2022/03/21
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