内容説明
あの問題連載が帰って来た! 吉田豪がベストセラーから超マニア本まで名言・迷言揃いのプロレス&格闘技本に迫る、『書評の星座』第2弾。今回は「紙のプロレス」「紙のプロレスRADICAL」誌にて1995年から2004年まで連載された書評294冊分をファン待望の完全収録! マスコミやレスラー、団体関係者と抗争を繰り広げていた頃の、あのギラギラした吉田豪が蘇る! 特別書き下ろしコラムあり。
目次
はじめに
1 『B級レスラーってこんなヤツ全集』『最後のカリスマ・レスラー 前田日明の真実』『WRESTLING MAGAZINE VOL.3』『格闘技コミック Vol.1』
2 『サスケが翔ぶ』『格闘技入門読本』『プロレスマニア Vol.2』『プロレス・ファン Vol.25』
3 『やっぱり全女がイチバーン!』『実録ケンカの鉄人-知られざる喧嘩師列伝』『キャットファイト Vol.2』『きっとデルフィンが好きになる』
4 『傷つくもんか!』『水道橋博士の異常な愛情』『ザ・UWF最強伝説』『OH!プロレス&格闘技 vol.2』
5 『それゆけ! フルコン探偵団』『別冊宝島 プロレス世紀末読本』『日本女子プロレス殿堂大図鑑』『風雲プロレス城』『UWFという名の幻想への鎮魂歌(レクイエム)』『烈闘生』『馬場伝説』
Column あの書評のその後(1)他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
12
2020年に出版された『書評の星座』に続き出た本。、ですが、こちらは前作以前の1995年から2004年に 『紙のプロレス』、『紙のプロレスRADICAL』に掲載された書評をまとめた本。またも500ページ超えで内容も非常に濃いので読み応えがあります。故に一気読みは おススメしません。<「こんな試合してたら、俺たち本当に死ぬな」、「試合中のダメージで死んじゃったら死んじゃったでいいやと今は思ってますね」(中略)深刻極まりない 危険な受け身のダメージ告白なども含めて、予想以上にヘヴィな一冊>(続く2022/02/08
尿酸値高杉晋作
4
やっぱり面白い。 個人的に思う歴史的珍本・川田利明「開業から3年以内に8割が潰れるラーメン屋を失敗を重ねながら10年も続けてきたプロレスラーが伝える「してはいけない」逆説ビジネス学」の書評はされているのだろうか。 読みたくて仕方ないよ!2021/04/11
かみーゆ
4
須藤元気本ばかりが印象に残った前回の「メッタ切り」より前の時代の連載をまとめた「紙プロ編」。プロレスに元気があった時代だけあってプロレス本がいっぱいあることに加え、吉田豪自身も若いだけあってより尖った書評が多いとくれば面白くないわけがないのである。いまやオカルト界のビッグネームである山口敏太郎のポンコツぶりは必見!Dキッドの自伝の書評が他と比べて圧倒的に分量が多いのも好印象だし、何よりもこの読書量に脱帽するしかない一冊、という感じでした。プロレスファンなら持っといて損はないよね。本棚で幅取るけど。2021/03/21
siomin
1
しかし,世の中には実にたくさんのプロレス&格闘技本が刊行されているし,それを丹念に書評している著者もすごいと思います。名作もあれば,凡作もあり,後者は実に手厳しい書評を展開しています。ダメな編集者の本は,どの本もダメなんだなと。それにしても,ターザン山本の本はたくさん刊行されていたようだけど,そんなに読者がいるとも思えないし,需要はどれだけあったのかな。だんだんプロレスが斜陽になってきた時代だけど,それでもまだ関係する本が刊行できるというのは,今となってみたら実にうらやましい。2025/03/20
さも
1
ちびちび読み進め、やっと読了。毎度思うが、この人の肝の座り方は並じゃない。そして、文章に対する厳しさは痛快でもある。いい加減な駄文を決して許さない、どこまでも読者の味方なのである。2022/10/17
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