内容説明
2017年11月。深い霧と共に超自然的脅威「有害超獣」が出現。あれから3年以上の戦いを経て、ついに我々が反旗を翻す刻が訪れる。新たな職員や重機、激動する超獣、そして事案の顛末をここに記す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
65
先行して『MM9』と云う怪獣を台風や地震災害になぞらえた物語があるが、ここには地域的に有害な超獣が多発し、それら超獣災害に対処する[区役所]の苦闘が語られている。エンタメの世界で怪獣は人間の目線から離れてプロレス化し次第に怖さを減じていったような気がしている。かつて子供心に感じた追われる恐怖はないと言っても過言ではないだろう。だがしかしここには未だ恐怖の対象たる怪獣が描かれているようだ。2021/04/18
ネジ
34
架空の超巨大生物のイラスト集の続編。本書ではこれらの生物をいかに駆除したかという技術にも着目されている。個人的に古い人工物が蔦や苔に飲み込まれてるのも好きなので、それの延長線上を感じているのかなぁと思った。自分の「大きな人工物、およびそれを飲み込む自然」好きを再認識できた作品だった。2023/11/26
hnzwd
17
美しい絵柄で、怪獣による人類の危機を描いたシリーズ第二弾。前作よりも設定などが明かされて、ストーリーにも厚みが出てきたかも。読者の想像力で間を埋めるのが面白いのは、、SCPとかに通ずる面白さかも。2021/04/20
十二月の雀
10
遂に鎮圧されたか有害超獣。全くのっぴきならない事態が次から次へと。よく対抗できるもんだ区役所。表紙を並べると、向かい合う巨大超獣が恐ろしくもかっこ良い。今回好きなのは「セツレツ」、和む有害だわ。警備四課のあの人の名前、可愛いじゃん。恐怖と畏怖、闘いを諦めない人類、たまに和むフレーバー・テキスト。果たして続くのか。続くとしたら、後藤さんから超獣が復活するのか。胸が熱くなる。闘いはまだまだ終わらない。もふもふは、ちょっとある。2021/03/23
アカツキ
9
有害超獣2作目。人類が形勢を持ち直してきた。でもやっぱり重装備をしていても超獣に突っ込んでいくのは無茶な感じがする。あれこれと設定が出てきて楽しい。「コジ」超獣が建物を占拠→「思考重機ver2.0」精度が悪くてうっかり建物破壊→「弔い合戦」の流れに笑う。2022/10/29
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