内容説明
冒険者パーティ『紅蓮の牙』に所属するロッテは薬師として長くメンバーたちを支えてきた。しかし、薬師はコスパが悪いため、回復魔法のエキスパートである聖女を仲間にすると言われ、パーティを追放されてしまう。心機一転、新しい街へ向かうロッテだったが、彼女の身を案じて、魔剣士のの青年クルトが追いかけてきて一緒に行動することになるのだが……。実は、聖女よりコスパが良い!? 追放薬師(実は凄腕)によるサクセスものづくりライフ、ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
44
面白い本に出会えましたしかも8巻中7巻までKU。好みの本に出合うのはなかなか難しいものです。探すだけでも大変。一挙に7巻まで読めるなんて💛。有名になればなるで驕り、影で支えてくれていた薬師にはコスパが悪いと聖女が薬師の立場に取って代わる。一生懸命努力してきたのになんて仕打ち!。いやいやそんなグループ抜けて正解!。しかも魔剣士のクルトが追いかけて同行を求めてくれる。なんていい奴だ。クソ生意気そうな大聖女アンジェリカと最初は軋轢もあったが・・もしかするとロッテとクルト。アンジェリカでパーティーを組むかも?2024/10/03
にゃうぴょん
9
面白かったです。気楽に読めました。元パーティメンバーとの今後の展開も気になるので続きも読んでみたいと思います。2023/08/07
まき
7
不当にも冒険者パーティから追い出された薬師のロッテ。でも彼女は強かった。腐らず落ち込まず、自分が磨いた薬師の知識と技術を誇りに自由を満喫しつつ前進する。一緒についてきたクルトもいい感じ。これからの冒険も楽しみです。2025/04/29
粋
6
何となく気になって読んでみたんだけど、期待以上に好みの作品だったので一気読み。こういう、経験や努力で得た知識を応用して色々解決していくところがとてもいい。最後、凄いことやってのけたことが、今後に響いてくるのかな。早く、引導を渡した元お仲間さん達の悔しがるところが読みたい‼️次巻へ進む。2024/02/24
kinta
4
続きますよね!と言いたくなる終わり方。まだ全然序章状態よ!本物の知識と出会った経験は全部自分のものとして消化していくと、すごいものが出来上がると。ある意味真の冒険者とはこのようなものではあるまいか。教会関係もギルトも清濁を飲み込んだ成り立ちをしっかり描いていて、どこまでも広がってくれそうな感覚。乳鉢デザイナーの話なんか、いや一本スピン書けるわ、と思える。手軽に読めて穴が少ない。どこまで伏線世界が広げられるか今後期待。2021/04/18