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内容説明
【「私は神田冬樹になりたい」】
神田に歪な想いを向ける、天才ピアニスト、ジョフロワ・ランベール。彼は、敬愛する父に唯一認められた神田に対し深い憎悪と執着を抱いていた。「私は神田冬樹になりたい」長く抱き続けた想いは変貌し、彼は神田の技術を奪うべく来日を果たす。しかしジョフロワがそこで出会ったのは…。猫と人の想いと願いが、欠けてしまった心を埋めてゆく。
(C)2021 Umi Sakurai
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
44
一気に猫密度が上がりましたね。ジャフロワさん、性格豹変しすぎ(笑) 猫５匹、大変だろうけど頑張って(^o^)/ そして今作品の一番の驚きポイントは、ラストで登場した神田さんの娘さんでした…。2021/03/27
はつばあば
42
ピアノは繊細な音の世界で現す音楽。それなりに人間形成にも役立つと思って習わせたものですが・・嫉妬渦巻く世界だったのですねぇ。ジョフロアも神田を目の敵にして大きくなってきたのですが・・親子とも音への感情を表す事はできるけれど、生きてる人の、身近な人の感情にどう接触していいのかわからない不自由な人達が今回も登場でした。猫、子猫を飼うことによって親子の関係が修復されるなら何匹でもいらっしゃ～いってとこでしょうか2023/03/25
どあら
42
妹から借りて読了。TVドラマ、面白かったです😄その様子も描かれていて良かったわ👍 天才ピアニストって、皆こんなに子供時代に苦労するもんなの…😭2021/04/05
ぶんこ
39
天才ピアニストのジョフロワ・ランベールが5匹の子猫と登場。動物嫌いだったはずが、雨の日に捨てられた子猫を見つけ、そのままにできずに神田邸へ。ジョフロワと5匹の子猫が神田邸に仮住まい。ふくまるもマリンも戸惑う。読み進めてくると、家族との関係で性格が捻れた天才が、おじさまを頼ってくる話が多いと感じて、少し食傷気味。最後はおじさまの娘さんまで登場。ドタバタがすぎるかな？2022/10/06
hirune
35
世界的なピアニストはすべからく変人で寂しンボでにゃんこ好きなのか😅？もう にゃんこで繋げよう世界の輪みたいになってます（笑）そして最後にびっくりポンな人物が初登場‼️えええっおじさまにそんな人がいたんだ？そんでまた結構な変人の予感…☆2021/09/18
