ユーザー起点マーケティング実践ガイド

著者名：小畑陽一/菊池達也/仁藤玄

マイナビ出版（2021/02発売）

• ISBN：9784839975630

内容説明

本書は、CDPをビジネスに活用するための知識を一冊にまとめました。CDPに関する技術的な知見から、企業の活用事例までを読み解きながら、「データを活用したマーケティング」について学べる本です。

■CDP（Customer Data Platform）とは
CDPは、オンラインとオフラインの両チャネルにおける顧客の行動データを統合して蓄積し、利活用することのできるデータ分析基盤です。
これからの時代において、増え続ける顧客データを適切に管理し、顧客体験を向上させるために必要不可欠なものとなります。

■本書の特徴
□特徴1：CDPの基礎から丁寧に学べます！
データ活用基盤の構築からデータ収集方法、状態把握まで紹介しています。
・デジタルマーケティングの基礎から丁寧に解説
・マーケティング基盤を構築するための「型」を紹介
・データを活用した顧客把握、分析方法も丁寧に図解

□特徴2：マーケティングへのAI活用方法が身につきます！
データサイエンティストやエンジニアでなくてもすぐに実践できるAI活用方法を解説しています。
・実務に役立つAIツールを紹介
・AIに利用するためのデータのつくり方を解説
・Cloud AutoML Tablesを利用したハンズオンを掲載

□特徴3：豊富な導入事例を紹介！
異なる業種の導入事例を4社掲載しています。
・流通、飲食、金融、エンターテインメント業界の4社を紹介
・CDP導入の背景や活用方法、組織変革を徹底解説
・データ活用による顧客体験を向上させる取り組みを掲載

■本書の構成
1章　ユーザー起点マーケティングの概要
2章　CDPの基本理解
3章　データ活用基盤の構築フロー
4章　データ活用による状態把握・可視化
5章　顧客育成方法
6章　データ活用の効率化
7章　AIを活用した顧客行動予測
8章　業種別にみる導入事例
　8-1　流通
　8-2　飲食
　8-3　金融
　8-4　エンターテインメント

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Go Extreme]

ユーザー起点マーケティングの概要：CDP　型導入　e-CRMマーケティング・ピラミッド　CDPの基本理解：特徴・機能 データ活用基盤の構築フロー　データ活用による状態把握・可視化：４ステップ　顧客分類方法　ダッシュボード活用　顧客育成方法：フェーズべCDP活用　データ活用の効率化　AIを活用した顧客行動予測：顧客予測　データ取得　予測AI　AI構築ツール　機械学習　業種別にみる導入事例：流通　飲食　金融　エンターテインメント　企業事例に学ぶもの

2021/04/12

[ケイケイ]

★★★ CDPの仕組みや目的をかなりわかりやすく解説。 これ一冊で充分わかる。

2021/02/24

[Morimoto]

なんでCDPが必要なんだっけ？何をしたかったんだっけ？に答えてくれる本。 で、やるとなったら何を用意してどう進めるのかもまとまっていてこれ一冊で全体像が整理されている。紙の本で手元に置いておくと良さそう。 事例もわかりやすい。特にサンリオ。逆に三井住友カードはよくわからなかった…(Vpassアプリユーザだけど特にアプローチが来ないのは私がたいして使ってないからか)

2022/07/31

[まさやん510]

CDPに関する基礎知識と、実際の活用方法、導入企業の事例紹介などで構成されている。 CDPに関しては、アメリカのSalesforce関係者が書いた書籍もあるが、そちらはCDPが現れることになった背景、歴史的な部分が多く触れられているのに対し、本書は、具体的なサービス名や操作画面などを紹介してより実務向きな解説をしている。 データ活用の具体的な手法を知るのには良いかと。

2022/07/29

[かおるどん]

新人マーケターが、CDPを活用したマーケティング施策を実施しようとする時に初めにつまづくことが多いのがデータフローの設計だ。データ基盤エンジニアと会話しても何を言っているのか理解できない場合が多いので、2章「CDPの基本理解」と3章「データ活用基盤の構築フロー」を読むと、多少理解が進むと思われる。

2021/03/22