フレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初のタイムマシン

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フレドリック・ブラウンSF短編全集4 最初のタイムマシン

  • ISBN:9784488010959

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内容説明

奇抜な着想、軽妙なプロットで、短編を書かせては随一の名手。1963年には『未来世界から来た男』で創元SF文庫の記念すべき第1弾を飾ったフレドリック・ブラウン。その多岐にわたる活躍の中から、111編のSF短編すべてを年代順に収めた決定版全集・全4巻。第4巻には「回答」「猫恐怖症」など、ショートショートの名作を含め68編を収録。【収録作】「緑あふれる」/「おれとフラップジャックと火星人」/「愛しのラム」/「翼のざわめき」/「鏡の間」/「実験」/「辺境防衛」/「立入禁止」/「ごもっとも」/「ヴードゥー」/「回答」/「デイジー」/「相似形」/「あいさつ」/「荒唐無稽」/「和解」/「探索」/「宣告」/「唯我論者」/「血」/「想像」/「最初のタイムマシン」/「ひどすぎ」/「至福千年期――いつか訪れる正義と平和の時代」/「遠征隊」/「ハッピーエンド」/「ジェイシー」/「不運続き」/「意地悪」/「ロープ魔術」/「雪男」/「クマんにひとつの」/「退場」/「ファースト・コンタクト」/「こだま」/「失われた大発見その1――透明人間」/「失われた大発見その2――不死身」/「失われた大発見その3――不死」/「趣味と実益」/「ジ・エンド」/「青の悪夢」/「灰色の悪夢」/「赤の悪夢」/「黄色の悪夢」/「緑の悪夢」/「白の悪夢」/「ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(1)」/「ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(2)」/「ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(3)」/「輝くひげ」/「猫泥棒」/「脅迫状」/「山上に死す」/「致命的な失敗」/「魚の流儀」/「馬かしあい」/「家」/「悪ふざけ」/「ハンス・カルヴェルの指輪」/「起死回生」/「三羽のふくろうの子」/「ばあばの誕生日」/「猫恐怖症」/「人形劇」/「ダブル・スタンダード」/「事件はなかった」/「エージェント」/「小夜曲(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)」/編者の注および謝辞/収録作品解題=牧眞司/解説=渡邊利通

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポルコ

13
SF.ミステリー.サスペンス.ホラーと多種多様な短編集だが、根本的にユーモラスで読んでいて楽しい。2023/07/13

大森黃馨

9
フレドリック・ブラウン最末期の作品群掲載誌は男性情報誌であるプレイボーイ誌が多いそのせいかシモネタ気味のものもありそちらは敬遠 一方でワンアイデアで小粒なれどいい感じのものも多い これで短編作品の全集は終わりだが物足りないえっもう終わり?の感ありもっと読みたいその手段はあるのか否やSF以外ならばまだあるのだろうか 2023/12/06

maimai

9
この巻は、これぞブラウンともいうべきショートショートが多数。ワクワクしながら読んだ中学生の頃を思い出した。「SF短編全集」と銘打ちながら、中には非SFも結構入っていて、その辺の選定基準については巻末「編者の中及び謝辞」に示されているけれども、であるならば、いっそ「SF」と限定せずにすべてのブラウン短編を集めてほしかった。難しい注文なのはわかってますけど。ともあれ、この巻で本「全集」も完結。長いこと楽しませてもらいました。2021/02/27

Susumu Kobayashi

8
『フレドリック・ブラウンSF短編全集』の第4巻(最終巻)。この巻には2ページ程度のショートショートが数多く含まれている。題名にかかわらず必ずしもSF作品ばかりではない。印象に残ったのは「緑あふれる」、「愛しのラム」、「黄色の悪夢」、「悪ふざけ」、「ばあばの誕生日」、「人形劇」、「小夜曲」など。意外にも艶笑小咄みたいなのが多かった。「ごもっとも」は本文に合わせた題名にすべきではと思った。2021/08/04

りゅりゅ

3
おもしろいものもあれば、よくわからないものもあった。知識(とくに宗教的な)が足りないせいだろう。一番記憶が濃いのが最初の話。あれはなかなおもしろかった。あとは、タイムマシンネタや何かしらの擬人化話が多いなあとか。2021/07/09

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