内容説明
双子の姉のみがわりとして姉の子を守るため、青蘭国の後宮に入った蓮華。義母・尚鳳の策略から逃れ、かりそめの夫・尚堅とも心が通じ合ってきた。しかしつかの間の平和を縫うように、新たな陰謀が後宮を覆い――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
14
今回も中々にトラブル続きの1冊でした。蓮華の所に元尚鳳側の人間が送り込まれるけれど、そこは人となりなのか寛容さが関係してるのか…毒気を抜くのは流石ですね。尚堅様とのやり取りも少しはお互いを理解したのかと思いましたが、所々桜花が出てくるのは少し複雑です。このままだと、尚堅の気持ちは何時までも過去に向いてるんじゃないのかな…2021/10/01
栗山いなり
6
これ、物語の設定のせいか後宮という舞台のせいか読んでて常に緊張感を感じる小説なんだけどそれが特色であり売りだろうと思ってる2021/03/20
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- VI/NYL #010 Awich