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内容説明
墓下トンネル、ループ階段、生首神社の鳥居――ふたりで歩けば、怖くない!近頃、学校で噂される「ご町内心霊スポット」の取材を任されてしまった新聞部の茜は、放課後の教室に一人残っていた物静かな転校生の雨村さんに声をかける。その日から、夕焼け色に染まった階段と坂の町を巡る「ふたりだけ」の特別な時間が始まった―。懐かしくて切ない、優しい世界の怪談漫画!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
49
放課後、夕暮れ。階段と坂道の多い街で、ふたりの少女が怪異に出逢う・・・話ではないようだ。のんびり・天然な茜は、いつも物静かに過ごしている転校生の雨村さんと一緒に“ご町内の心霊スポット”を探訪していく中で、ゆっくりと心を通わせていく・・・。時間の流れも緩やかに感じられ、黄昏の空気も暖かい。怪談の元になった理由もちょっぴり切ない。久々に『ヨコハマ買い出し紀行』を彷彿させる物語に出会えた。茜と雨村さん、ふたりを見守っていきたいなぁ。2024/09/15
いりあ
11
「COMIC FUZ」で連載されているともひの「ゆうやけトリップ」第1巻です。階段と坂の町「宵の坂町」にある学校で噂される「ご町内心霊スポット」の取材を任されてしまった新聞部の茜と転校生の雨村さんが、心霊スポットを巡る物語です。心霊が題材なので、怖い作品かなと思ったのですが、そんなことはなく暖かさを感じます。また、独特のタッチで描かれており、作品の雰囲気に非常に効果的だと思います。知らないんだけど、知っている、どこか懐かしさや切なさを感じる作品です。2021/03/15
ノベツ
8
女子中学生二人が学校帰りに住む町の心霊スポットを調査する事で仲良くなってゆくのが尊い、のだが、雨村さんは本当に存在するのか? という恐怖が根底に流れてるので、悪い意味でドキドキが止まらない。 長文感想↓ https://note.com/nobetsu/n/n0f0a8880d8d0?sub_rt=share_pb 2024/07/08
flatscan
4
夕方限定の、中学生2人の心霊スポット巡り。ホラーな展開はほとんどないものの、逢魔が時に夕焼けに染まる町を(それも知らない場所を)歩くのは、それだけで胸がざわざわしてくる。1話完結で読みやすい。怪奇現象の謎解きがあったりもするが、基本的にはメイン2人のふんわりした会話が中心。ゆるい絵柄ではあるが背景の町並みも注目に値する(特徴的な舞台が多いし、場所によっては幻想的ですらある) 全体的にふんわりした暖かい雰囲気だが、本巻ラストの話でやや不穏な空気を醸しつつ以下次巻。2024/01/14
Tkc Knk
4
【☆☆☆】【次も買う】【2021年】 “結局こうなのか・こうなるのか”ではない、繊細にして骨太な漫画。2023/11/28
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