内容説明
『新版世界各国史24アメリカ史』をハンディ版の上下巻に改め刊行。最新のオバマ政権、そしてトランプ政権の登場をも新たな歴史的視点で問いアメリカ史の新しい地平を目指す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みこ
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とにかくアメリカは社会実験の場というのが一番しっくり来る 伝統や歴史にとらわれず、その時に最適だと思われることを選択することができるのが、アメリカの強みなのではないだろうか それゆえに、同時に誰が主権者なのかという問題も常に抱えており、理想と現実のバランスがとれなくなったときに、社会が大きく揺れるのであろう たしかに近年アメリカの影響力は落ちているかもしれないが、しかしこうした強みがある以上、いつだって再起が可能な国である 今後もその動向は注視しなければならない2023/11/25
numainu
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評価C2023/07/19
Yanabod
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アメリカ史の近代から現代、トランプ就任直前までの歴史本。アメリカの歴史自体保守とリベラルの間を揺り動いてきたが、企業のグローバル化に伴い、雇用の問題、所得の問題が更に顕在化した結果、今日の状況にたどり着く。最後に「アメリカ史ばかりか人類史そのものが、不気味な濃霧につつまれ始めているようにみえる。」は予見としては的確である。だがまさか未知のウイルスがさらに拍車をかけるとは思わなかったはず。歴史に学ぶことは多い。2021/01/11
uchiboha
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ようやく読み終わった 今まで読んだアメリカ史の本で一番わかりやすかったような。 ずっとおなじことをくりかえしている 景気悪くなる→対策する→回復するけどシワ寄せが来る→つけ払わされる2020/03/08