きみは「3.11」をしっていますか? ~東日本大震災から10年後の物語~

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きみは「3.11」をしっていますか? ~東日本大震災から10年後の物語~

  • ISBN:9784092272439

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内容説明

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約1万6000人。これは2011年3月11日に起きた東日本大震災で亡くなった人の数です。観測史上最大規模の地震です。巨大な海洋プレートがはじけ、大きな津波が太平洋沿岸部を襲いました。千年に一度の災害と言われています。日本は災害のとても多い国です。この国に暮らす限り、誰しもが災害からは逃れられません。むしろ「いま生きていることの方が奇跡」なのかもしれません。

※この作品はカラーが含まれます。

【プロフィール】
漫画 細野不二彦
『さすがの猿飛』『Gu-Guガンモ』のアニメは全国放送。『ギャラリーフェイク』『TARO 太郎』にて小学館漫画賞を受賞。小学館漫画賞審査員。漫画界のトップランナー。

ノンフィクション 平塚真一郎 
中学校長と石巻市立大川小学校の事故遺族という両方の立場から、学校安全について講話等を行っている。

インタビュー 河北新報社(特別協力)
「河北新報」を発行する東北を代表する新聞社。震災後の精力的な取材報道に力を入れる。

解説 井出明 
金沢大学准教授。博士(情報学)。日本に「ダークツーリズム(災害や戦争の跡をめぐる旅)」を広めた気鋭の観光学者。震災後の観光と復興に関する研究を行う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モモ

46
東日本大震災当時、まだ幼かった小中学生に向けた一冊。石巻市の石ノ森萬画館での出来事の漫画が、あの日のことがよく伝わり、また辛い。その後の大川小学校の遺児の父である平塚さんの話に涙が止まらない。娘さんが亡くなってから色のない世界を生きてきた平塚さん。いつしか娘さんに「ありがとう」と言えるまでの日々が尊い。震災のこと、亡くなった一人一人のことを忘れてはいけない。多くの人に読んでもらいたい一冊。2021/11/23

ゆうぴょん

0
小5娘。3・11から12年。マンガ・文章、写真も多く読みやすい構成。石ノ森漫画館の震災直後の5日間とその後の奮闘ぶり。大川小学校で長女を亡くした父であり教員だった平塚さんの話は親としては涙なくして読めない。 あれから12年。娘をはじめ今の小学生は震災を覚えていない生まれていない子ばかり。今読んでおくべき本だと思う。2023/03/21

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