内容説明
まぐまぐ!有料メルマガ『石平の中国深層ニュース』が待望の書籍化!
より濃い内容の中国情勢を思う存分堪能していただけます!
捕まるぞ、もう中国には行くな!
中国共産党資本主義に明日はない
中国の権力闘争の度合いはますます深まるばかり。7月には孫政才が失脚させられた。
しかしこれには習近平の深謀遠慮があったと著者の石平は言う。
「中国共産党内の権力闘争の習わしからすると、江沢民派は習近平氏の後押しだったからこそ、権力を握った習近平氏はまず潰さなければならないのは、まさにこの江沢民派である。
さもなければ、習氏は永遠に江沢民一派に首を押さえつけられて自前の政治を展開することができない。
その際、「恩人」とはすなわち最大の邪魔なのである。
こうして2013年以来の4年間、習近平・王岐山コンビは江沢民派の旧部だった周永康や徐才厚などを次から次へと摘発して刑務所に送り、党と政府と軍から江沢民勢力を一掃することに全力を挙げた。」と。
つまりは恩人を裏切り、対立候補を逮捕させる、そのあたりが中国らしい、といえばらしいのである。
これらを題材に今後の中国の政局を占う一冊が登場!
【日本人よ、全員中国から帰還せよ!】
胡錦涛の逆襲、盟友の反目、中国が危ないこれだけの理由
習近平に仕掛けられた巧妙な罠!
内から崩れる中国は危険水域にある
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコ虎
7
中国の最新政治動向がよくわかる石平氏ならではの書。中国共産党トップの権力闘争(王岐山など)の凄まじさが面白い。チャイナセブンに残るための各派の深謀遠慮はドラマのようだが、新聞などでは窺い知れない情報満載だ。第19回共産党中央委員会での政治局新常務委員メンバーとして、石氏は胡春華及び陳敏爾を予測したがいずれも外れた。石氏の予測の上を行く混沌。だからなおさら面白い中国。しかし疑問なのはそういう若くして政治局委員となる者がどんな成果を上げたのかということ。単にコネばかりではないだろうに。2017/12/13
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