内容説明
真なる神話大系、堂々完結!―第6巻に引き続き、T.E.D.クライン、D.ドレイクの珠玉の一篇、ラヴクラフト未完の作品の補作など、異色作から正統派神話まで多彩な作品をR.キャンベルが編纂した、最後を飾るにふさわしいアンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smith, Ordinary. Person.
3
新編真ク・リトル・リトル神話大系。最後となる6・7集は、1980年にラムジー・キャンベルが編集したアンソロジー『New Tales of the Cthulhu Mythos』を邦訳し、前後編に分けて再編したものになります。旧編で出たのが1983年、つまり、当時最も新しく刊行されたク・リトル・リトル神話アンソロジーの邦訳だったわけです。最終巻7集は、編者でもあるキャンベルによる青春ホラー『パイン・デューンズの顔』を含む、全9編のうち後半4編を収録。以下、コメントにちょっとだけネタバレありの各話感想。2022/10/23
いなもと
0
T.E.D.クラインは「王国の子ら」が最高だが、真クリ収録の「角笛をもつ影」も色々な意味で笑えなくて割と好きだ。ラムジー・キャンベルはクトゥルーものよりモダンホラーもののが好みですが「パイン・デューンズの顔」は予想外にほろ苦くて記憶に残る一編でした。2009/09/05
Saku
0
この中ではパイン・デューンズの顔がよかったかな。2009/12/19
wm_09
0
現在活躍する怪奇作家たちによるク・リトル・リトル神話(クトルゥー神話)のアンソロジー。作品全体の雰囲気もラヴクラフトや〈ラヴクラフト・サークル〉の描くゴシック・ホラーとはかなり毛色が変わっていて、モダン・ホラーと呼ぶにふさわしい。神話にまつわる固有名を一切出さないという試みも魅力的だ(コーラ)2009/09/28
xzr
0
6巻と組になっているような内容。解説も6,7巻分を収録している。巻末エッセイには元本の編集者として参加していた朝松健が登場。ニャル子さんにも触れているw。最後の一文に愛があってよかった。2009/09/14
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