世界で一番早い春（４）

著者名：川端志季【著】

講談社（2021/02発売）

• ISBN：9784065222485

内容説明

大ヒット作を完結させた26歳の漫画家・晴田真帆は、10年前に亡くなった高校の先輩・雪嶋の設定ノートを元に漫画を描いてきた。この作品を、本当は雪嶋に描いてほしかったと願う真帆は、部屋で足を踏み外したことをきっかけに、高校時代にタイムスリップしてしまう。繰り返す時間からなかなか抜け出せない真帆は、同級生の嵐に事情を打ち明け、ふたりは真相解明に乗り抱いた。雪嶋の妹・紗香もタイムスリップに巻き込まれていることが発覚した直後、またしても時間が遡る。今度は、嵐もタイムスリップしているようで…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[みよる]

ミステリー要素が入ってますます私の好みドンピシャになってて2回目なのに読む手が止まらなかった。先輩とまほろちゃんの関係性も見どころありすぎだし、今回の登場人物の表情が本当によかった。特にオリジナル周の先輩の表情はめっちゃグッときた。でももう次巻で完結なんだね！？こんなに面白い少女マンガは初めてで終わっちゃうのちょっと寂しいけど、楽しみすぎて発売日まで待てない！

2021/02/27

[コリエル]

急ピッチで話がまとめに入っていく。しかし、こんだけタイムリーパーが多いのって珍しいな。話が早くてこういう設定も悪くないかもと思った。

2025/09/02

[毎日が日曜日]

★★★

2021/06/13

[クイックラック]

せっかく見つけた仲間がいなくなって暗雲立ちこめる中、見つかる新たなオリジナル周の手がかり、繰り返すタイムスリップの理由、展開にミステリチックな要素が加わりながらどこか淡くて甘い話の流れ。ああ、こういうのキライじゃないです。あわよくばこのままハッピーエンドな展開を見せてくださいよぅ

2021/06/13

[クイックラック]

再読。せっかく増えたタイムリープ仲間が消えてしまうところからのリスタート。4冊目にしてタイムリープのきっかけやオリジナル周で起きた出来事とか多くの「なぜ？」が発生した。リープしてもマンガを描くことや大好きな先輩との距離の取り方とか大事な想いを新たにしたところで降りかかる最大の謎とヒントがでたところで以下続刊。うーん、先の展開知ってても気になる終わり方で書き方上手いなあ。

2025/08/14