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内容説明
新しい1万円札の顔にも選ばれ、日本の「資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一は、
中国の古典『論語』を学び、個人の利益の追求ではなく、「みんなの得になる社会をつくるにはどうするべきか」を考え実践した人物。
この『渋沢栄一の論語と算盤』では、渋沢の思いや考え方を子供たちがイメージしやすいように現代を舞台にした分かりやすいまんがで紹介しているよ。
正しくお金をもうけて社会のために使う、そして何より人を思いやり行動することの大切さを学んでいきましょう。
【目次】
プロローグ 「渋沢栄一」との出会い
第1章 お金持ちになりたい!
第2章 どうして勉強ってしなきゃいけないの?
第3章 どうやって生きていくのがいいんだろう?
第4章 がんばってるけど、うまくいかない時は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うー(束の間の夏休み〜🌻)
28
個人の利益だけでなくみんなの得になるような社会をつくるため渋沢栄一が「論語」から学んだ考え方をマンガで子どもの生活に置き換えて紹介されているので、論語を知る最初の一歩になる。が、『そろばんは昔の計算機』という説明に驚く。いつの間に昔の物になったんだろう(((;ꏿ_ꏿ;)))2021/04/13
キ♡リン☆か
8
論語の教えと算盤を通じた経済理解が組み合わさり、ビジネスと倫理のバランスの大切さを伝えています。このマンガは、歴史的な人物とその思想をより身近に感じさせ、特に若い読者にとって理解しやすい形で提供しています。教育的でありながら楽しめる作品で、学びとエンターテイメントの融合が見事に表現されています。2024/05/07
ひめぴょん
7
渋沢栄一の人生と講演会の内容をまとめた「論語と算盤」をストンと子供から大人までみんなの心に入るようにマンガのストーリーと解説でできた本。人の根底に流れる変わらない道徳が書かれています。道理の上にできた富でなければその富は完全に永続することができぬ。蟹穴主義→自分に合っていることを大切に。士魂商才→武士のような気持と商人の知恵を合わせ持つ。富はすなわち自己一人の専有だと思うのは大いなる見当違いである。勉強の心を失ってしまえばその人は進歩発達することはない。一時は失敗のごとくに見えても長い時間のうちには努力の2021/10/08
mkt
6
渋沢栄一:情に厚い人柄。話好き。孔子は役人として失敗し、職を追われるが、今もたくさんの人に尊敬されていることを考えると人間としては真の成功といえるのでは。父は藍を扱う仕事をしていた。幼少期より本を読んで研鑽していた。藍の仕入れも幼少期からやっていた。目利きの才覚は当時より持っていた。商売だけでなく、学問や剣術にも熱心に取り組む。その後尊皇攘夷に賛成し企てに参加していたが、途中でやめる。その後、一橋慶喜に使えたことで、パリ万博に行く機会をもらい世界を知る/ 20220507読了 138P 27分 2022/05/07
ひじり☆
4
お金儲けは悪いことじゃない。自分だけのことを考えなければ。ビジネスと倫理的なバランスが大事なのかなと感じられた。2024/07/27