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内容説明
私たちはすでに人工知能と雑談している。タスクをこなすだけでなく、AIに個性を宿らせ、人間の感情を理解できるようにしたメカニズムとは。マツコロイド雑談機能、プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の研究者が最前線を明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zoe
20
雑談は現AIにとって容易ではない。価値観を理解し欲求を生成するレベルに達することで違和感ない雑談が可能となるだろう。現時点では、会話のテンプレート、発話抽出(対象データ、検索、ランキング)、発話生成(トランスフォーマーからの単語出力)、キャラ付け。IPホルダーと共同実験によるなりきりAIアルゴリズムの構築。受動会話では続かない。主体的な発信ができるような段階へレベルアップしていく。その先は、窓口応対や教育・相談ができるレベル、さらに議論・交渉・立案できるレベルへと進む。それがAIのロードマップ。2023/01/21
碧海いお
12
マルコロイド!懐かしい! アマデウス紅莉栖は知ってましたけど、あやせAIは知りませんでした。 アニメの世界に近づいているとは思うのですが、雑談というか臨機応変のことは難しい気がしますけどね。2023/05/21
mim42
6
雑談ボットの現在過去未来。雑談をするとは?なぜ雑談が存在するのか?対話の共通基盤をどう調理するか?ボットの意図をどう表現するか。ヒトがボットにメタなゴールを与えると、あとはボットが環境に応じて詳細な意図を勝手に組み出すとか。30年後の世界から振り返ると確実に牧歌的議論。2021/12/26
どん
5
AIによる会話もここまでできるようになったのか、すごいなという感想。 ディープラーニングやビッグデータなど技術の進歩は大きな要因だし、アレクサ・プライズや様々なイベントで技を競い進化させている。技術だけでなく言語学や人間の感覚を、うまく取り入れて、より自然な対話ができるよう工夫されている。 コンピュータ相手だと引いてしまうこともあるが、逆には発言しやすい場面もある。これからコンピュータ、AIとどう付き合っていけるのか、とらえ方次第、楽しみな世界。2021/05/09
の
3
自然な会話とは何か。2021/04/11