ポプラ文庫ピュアフル<br> 晴れた日は図書館へいこう 夢のかたち

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ポプラ文庫ピュアフル
晴れた日は図書館へいこう 夢のかたち

  • ISBN:9784591167083

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内容説明

本が大好きな少女・茅野しおりの楽しみは、憧れのいとこ・美弥子さんが司書を務める雲峰市立図書館へ通うこと。幻の司書をさがす男性、〈本と海〉に隠された宝の地図、本を残して家出した少年に切り裂かれた本の秘密……しおりと美弥子さんたちが図書館で起こる一風変わった事件の謎を追う、大好評ほのぼの図書館ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

146
シリーズ第3弾ですが、やっぱりほのぼのしていいですね〜。主に図書館を舞台にしたちょっとしたミステリー要素ありの作品で、軽めのキモチでサクサク読めます。小学五年生の本大好き少女の「しおり」は従姉にあたる図書館司書の「美弥子」と図書館もしくは本にまつわる様々な問題解決に挑みます。中にはなかなかシリアスなテーマもあり、改めて考えさせられる作品です。これから「しおり」がどう成長していくのか、ますます楽しみなのと「美弥子」さんがどんな風にかかわってくれるのかも気になります。やっぱり図書館はステキな場所ですよね。2020/12/15

おしゃべりメガネ

99
刊行されたのが三年前で、ちゃんと読んでるはずなのに、ぶっちゃけ内容をほとんど覚えてなかったです。本作もちょっとシリアス気味な話もありながら、これまでのレギュラーメンバーで謎ときに挑みます。本作ではイジメがテーマに扱われてる話があり、ちょっと切なくもなりましたが、そんな彼らを救ったのは本とのステキな出会いというのが良かったです。自分も過去これまでに何回もツラいコトがありましたが、読書があったからこそ、何度も救われたと思います。相変わらず従姉妹の図書館司書「美弥子」さんがステキすぎて主人公レベルの活躍でした。2023/11/25

へくとぱすかる

86
2作目から年月を隔てていて、作品世界をほぼ忘れていました。小学生なのに進路を考えるテーマが、各話を一貫していて、最近の子どもの立場が気の毒に思えます。図書館が本や情報との出会いの場なのは当然だけど、人どうしの関わりだってありうる。しかし、この本のようにあたたかな関係でつながっていくことは、現実には結構むずかしい。でもだからこそ、この作品の存在意義があるのだと思う。本によって救われる、力づけられたという経験をもつ人は多いはず。秋間氏の言うように、なければ作ればいい。世界はその程度には融通がきくものだと思う。2020/12/28

真理そら

71
シリーズ3作目でしおりちゃんの両親の離婚理由が判明した。新キャラの船長さんが楽しい。シリーズが続くならぜひ次作にも登場してほしい。2021/05/04

がらくたどん

70
第2巻から10年経っての3巻目。持っていたのは2巻までなのでここからは初読。しおりちゃんがまだ5年生でホッとするような止まっていた時が動き出したような不思議な感覚。従姉で図書館司書の美弥子さんやお馴染みのクラスメイトと本の話をしたりちょっぴり中学生になる自分に思いを馳せたり。裏表紙に「ほのぼの図書館ミステリー」とある通りしおりちゃんの日常は概ね穏やかに過ぎているのだが、その少し外には陰湿ないじめであったり万引き事件が起きたりと思春期の子供たちが置かれた環境の難しい状況も影を落とす。白紙の未来を信じたい♪2024/04/27

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