幻冬舎時代小説文庫<br> 秘め事おたつ三 青葉雨

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幻冬舎時代小説文庫
秘め事おたつ三 青葉雨

  • 著者名:藤原緋沙子【著】
  • 価格 ¥564(本体¥513)
  • 幻冬舎(2021/02発売)
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  • ISBN:9784344430662

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内容説明

金貸しおたつ婆の一日は、早朝の散歩から始まる。ある朝、足の不自由な父親とその娘を助けたことから挨拶をする仲に。だが、ここ数日二人の姿が見えない。心配になったおたつが父娘の営む居酒屋を訪ねてみると、父親は寝たきりで、店には柄の悪い男が一人……。口は悪いが、情に厚いおたつは、この訳ありな親子を助けることができるのか――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

162
シリーズの3!待っていました。今回もおたつが関わった者を助ける話2話。どちらも情に厚いおたつが好い。肝心の吉次朗様の行方は次回には展開がありそうだが、藩主の体調が間に合うだろうか?間をおかず読めるといいなぁ。2021/03/08

やま

97
シリーズ3作目 2021.02発行。字の大きさは…中。 青葉雨、泣き虫清吉の2話。 花岡藩の奥女中を取り締まる重いお役の多津が、5年前に殿様の命により側室・美佐さまの子・吉次郎さまを探すため裏店・稲荷長屋にて、名前を「おたつ」に変えて金貸しを営む。 おたつが探している吉次朗様の居場所がほぼ分かりだし、殿様の容体も相当悪い事から、次作が最後かと思われます。この物語は、おたつ婆さんが金貸しをしながら触れ合う人との関わりを人情味一杯に描いています。そこがいい所です。 2021/03/18

とし

90
秘め事おたつ「青葉雨」3巻。 花岡藩主の次男、吉次郎を探し出す役目を担っている、おたつさん、最後に少し手掛かりらしき情報が次巻少し進展するのかな。何だかんだと厳しいですですが情に厚い、おたつさん良いですね。 2021/05/01

はつばあば

53
流石奥女中を束ねていただけのことはある。肝っ玉母さんならぬ肝っ玉婆さんのおたつさんの勧善懲悪物語は出木杉君ですが爽快です(#^.^#)。人を使うって余程人徳が無ければあきません。お金で釣った人はその場限りです。そう思うと弥之助や道喜はおたつさんの前歴を知らずにただただ懐いている。マンション暮らしもいいでしょうがこういう長屋住まいで、貧乏していても皆が助け合える大黒柱がいれば。さて最後の一巻を💛。きっと大演壇で終わるでしょうね。わかっていても楽しみです。?外れたら?それもそれで良しと(#^.^#)。2023/03/12

真理そら

47
おたつさんが人の良さ全開なので笑ってしまった。2021/02/07

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