- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
■「部下が成長してくれない」
「社員が主体的に行動を起こしてくれない」
「リモート下でのマネジメントが難しい」
「社員の会社へのエンゲージメントが高まらない」
「離職率が下がらない」
「いい人材が集まらない」
といった思いを抱えられている
マネジャー・リーダーも多いのではないでしょうか。
本書は、多様な働き方が可能になった時代のための
マネジメントの新しい考え方・方法をご紹介する一冊です。
著者は、リクルート・リブセンス・DeNAでプレイヤー・マネジャーとして働き、
700名ほぼ全員がリモートワークという会社を経営しています。
リモートワークで働く会社としては日本一、
世界的にも最大級の会社になっています。
■副業、フリーランス、リモートワークなど、
様々な働き方をする時代になった今こそ
旧来的なマネジメントではなく、
これからの時代に必要なマネジメントがあります。
働き方が変わるということは、
マネジメントも変わっていく必要があるのです。
ではどのように変わる必要があるのか?
これからのマネジメントのキーワードとなるのが
「邪魔をしない」「何もしない」
というものです。
マネジメントをしているすべてのマネジャー・リーダー
に読んでいただきたい一冊です。
■目次
第1章 多様な働き方時代のマネジメント・シフト
第2章 ルールチェンジが起きている
第3章 これからのマネジャー・リーダーのあり方
第4章 これからのチーム・組織のあり方
第5章 リモート時代のマネジメント仕事術
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
茶幸才斎
4
邪魔にだけはなりたくないな、と思う。優秀なうちのチームメンバーには、日々気持ちよく仕事をしてほしい。それだけが願いだ。リモートワークが注目され、働き方の見直しが叫ばれる中、業務管理のあり方にも変化が必要だ。人生の価値観も会社との距離感も雇用形態も多様なメンバーを擁して仕事を上手に進めていくには、各人に役割を明示し、信頼して任せてみて、役割を果たせたら成果として評価し、躓いたら助言する。また、チーム内の風通しをよくし、疑心暗鬼を生まないよう配慮する。これからのマネジメントはそれくらいでいい、と云っている本。2021/07/07
ゆとりのなべはる
3
マネジャーに過剰に期待しないですむ社会を目指すという、個人的な願望のヒントになりそうです。記載の内容は、すべて理解できているつもりだけど、理解できない人にはなかなか理解できないんだろうなぁと思いました。2021/03/07
まいまい
2
発売直後に買ったのに積ん読。まさに2年。でもまだ内容は新規性あると思う。だってまだ書いてあることに気づいてない会社が多いから。リモートワークという働き方を組織が認めるのなら、経営や管理職・リーダーの考えが変わらないとなんにも変わらないよなぁ。そうでないとメンバーもリモートワークに特化したマインドセットにはならないかもね。実体験や他社から聞いた話がまんま起こってる。でもまあ、ウェルビーイングやらが注目されてるいま、出社リモート問わず組織やマネジメントの考え方はアップデートされるべき。軍隊みたいな会社とかね。2023/02/26
へいへい
2
タイトルに惹かれて買ったが、予想以上に良書だった。「マネージャーが求めるべきは、役割を果たしているかどうか、だけ」「モチベーション管理するは不要」「メンバーを自走させる仕組みを作る」「戦略とは戦いを省略すること」「成果がなければモチベーションは上がらない」など、シンプルだけど目からウロコな力強いメッセージが効く。働き方も働かせ方も旧時代のものを踏襲していてはダメだと言うこと。旧時代のバブル期管理職にこそ知って欲しい事実だけど…2021/03/07
ys
1
去年のホワイトデーに同居人からもらった本。学習しながら自走するチームを作りたく再読。自走するための必要条件とマネージャーのとるべき行動の方向性は端的に示されており分かりやすかったです。具体的に各ポイントでどんなことをやるべきかまでは書かれていませんが、メンバーが主体性を発揮したり能力を高めたりするには、マネージャーがいかに効果的に環境を整え、有効なやり方を示すことができるかに懸かっていることがよく分かりました。「文化を作りたければ、率先してその姿を見せるべき」という点も確かになと納得・反省しました。2022/02/26