ひまわり探偵局でお茶をⅡ 夏の足音

著者名：濱岡稔

文芸社（2021/01発売）

• ISBN：9784286209937

内容説明

閉じていた心の扉から小さな光が漏れる瞬間。わたしたちの本当の仕事も、ここからはじまる。ジョージィ・ポージィ、プリンにパイ──マザー・グースに美味しいお菓子とお茶の香りをのせて、丸い名探偵とオヤジ女子な助手が謎に満ちた事件を解決する人気ミステリイ小説の新シリーズ。心がふんわりあったまる、「まったりほんわか×しっかり本格」の絶妙なブレンドをご賞味あれ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ayumii]

コアすぎる知識が出てきて難しいところもあったけれど、全部理解できなくてもさらっと楽しめた。おいしそうなデザートとお茶でふわっと心が和み、謎が解かれた後もふんわり優しい気持ちになれる。女子中学生3人の謎解きが可愛らしい。

2020/06/10

[みにみに]

伯父の残した訳のわからない暗号に途方に暮れる依頼人。ハーブティーとチェリーパイを頬張りながら「ほっほっほっ」とその場で暗号を解き始めるムーミン探偵の知識の幅広さと深さが異常。調べたならともかく、専門家でもないのにそんなことがスラスラ出てくるなんて。こちらは意味不明な桁の数字の羅列に途中から暗号解読についてはついていくのを諦めた始末。もはや解かせる気もないような暗号考えた方も考えた方だけど。基本は暇をもてあますばかりのほのぼの探偵局。依頼人から報酬をもらっている気配がないのは描写されてないだけだと願いたい。

2023/04/20

[あつ]

Kindle unlimited★★★

2020/08/31