竹書房怪談文庫<br> 現代怪談 地獄めぐり 羅刹

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竹書房怪談文庫
現代怪談 地獄めぐり 羅刹

  • ISBN:9784801925380

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内容説明

メディアやイベント等で活躍中の怪談巧者が結集し恐怖譚を書き下ろす豪華アンソロジーシリーズ!

地上波で司会業を務めながら怪異を追究する徳光正行、DJ活動を展開する傍ら怪談蒐集家として活動する響洋平、TV番組に引っ張りだこの霊感お笑い芸人・シークエンスはやとも、女優業と並行しながら怪談師として活動する牛抱せん夏、そして怪談ライブバー・スリラーナイト歌舞伎町の筆頭怪談師かつ俳優の村上ロックが満を持して初参加!

怖い話のプロ達5名が綴る極上の恐怖は、残虐な羅刹のように読み手に喰らいつく!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

250
達者な実話怪談作家5人による豪華アンソロジー全37話は、さまざまなテクニックと持ち味で思う存分に楽しませてくれますね。本当は5人全部紹介したい所ですが長くなりますので何とか3話を紹介しますね。『斎場』響洋平:タクシー運転手の金田さんの体験談で、東京のA斎場の前の道を走っていると建物の前に二人の女性が立っていた。喪服の中年女性と緑のワンピースを着た若い女で喪服の女性が手を上げていたので停車して二人を乗せた。行き先を聞き目的に着くと喪服の女性が料金を払って降りたが緑のワンピースの女性が座ったまま動かないのだ。2022/04/12

坂城 弥生

54
「伊藤さん」と「初恋」が特に好きな話だった。他にも勘違いや思い込みとかでどんでん返しがある物語が多かった。2021/02/05

奈良 楓

18
【良かった】● 全体的に期待以上の話が読めたように思います。 ● 「地獄」のような後味悪めの話ばかり、というわけではありません。不思議よりの怪談集? ● 村上さんの「籠」が気持ち悪い話。入居した住宅で見つかった謎の籠の話。 ● 響さんの「濃霧」で見たものが切ない。2022/09/17

じょり

12
牛抱せん夏さんの作品目当てに購入。初恋のエピソードは切なかった。シークエンスはやともさんの作風が独特で面白かった。暑い時期に読めて良かった一冊。籠と開かずの部屋は怪異はあるものの人怖だなぁと思った。2021/07/27

qoop

10
語りと文章は盛り具合に差が出ると思うが、本書の著者たちは語りを文章に落とし込む練度が比較的高く、ある意味で安心して読める。響洋平氏〈仮眠〉、村上ロック氏〈籠〉、シークエンスはやとも氏〈霊感〉、徳光正行氏〈音・音〉、牛抱せん夏氏〈初恋〉などが印象的。中でも徳光氏はアベレージが高かった。正直今まではそう感じたことがなかったので、嬉しい誤算だった。2021/02/02

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