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内容説明
動物とのふれあいを通して、だれかを思いやる気持ちの大切さを伝える絵本です。簡潔な文章と柔らかでシンプルなタッチの絵が、そんな複雑な感情を、子どもにもわかりやすく表現しています。雨の日の公園で、びしょぬれのイヌと出会ったワタシ。ジョンと名づけたそのイヌは、なぜかおびえていて、なかなかなついてくれません。でも、一生懸命世話をするにつれ、徐々に心を開き始めます。はじめは、楽しいだけだったジョンとの関係のなかに、いつしか、ほんとうの飼い主が現われて、引き離されるかもしれないという不安が生まれます。ジョンとずっといっしょにいるために自分のできることはなんだろう? 子どもたちがいつかは経験する“大切なものを失うかもしれない不安”が痛いほど読者に伝わります。切なくて、やがてほのぼのと心暖まるお話です。ぜひ、お子様と一緒に読まれてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
47
雨の日にずぶ濡れだった子犬を拾ってきて、少しずつ関係を作っていくお話。いい話ではあるのだが、主人公の女の子の子犬への想いが強すぎて、読者としては置いてけぼりを食らった気分。一方的にジョンと名付け、一方的になついたと思い込み、一方的に「ずっと一緒」と安心しているだけのような気も。確かに一度はしっぽ振ってくれたけどさ・・・2014/06/13
れもん
17
図書館本。次女(4歳)が選んだ絵本。土砂降りの雨の中で、女の子が見つけたのはびしょ濡れの犬。家に連れて帰り、ジョンと名前をつけて世話をする。次女は「女の子優しいね!」とニコニコしていたけれど、飼い主が見つかって本当の家に帰るかもしれないと不安で泣く女の子の絵を見て、長女(5歳)は「ジョンは家に帰ったほうがいいと思う」と言いながらも涙目になっていた。2025/03/27
遠い日
4
土砂降りの中、迷子の犬を拾った後。家で世話をすることになったけれど、本当の飼い主がいるかもしれないという不安。好きという気持ちは、自分のペットにしてしまうことへの言い訳にも聞こえる。でも、今、ジョンを世話してあげられるのはこの家族だけ。二律背反のもやもやした気持ちが残ります。2019/02/15
更紗
2
小さな手に収まりのいい小さなサイズの絵本です。つじあつこさんのまんがちっくな絵が甘くぽかぽかして、うれしいってこんなことだよねって思ってしまいます。2012/11/22
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