- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
街頭に国会審議映像を持ちこんでスクリーンに映しだし、その横で自らマイクを握り、ライブ解説を加えて、国会で起きていることを道行く人に知らせようとする試み──これが「国会パブリックビューイング」だ。政党や労働団体と組まない独自のやりかたで続けられている。論点ずらしの代名詞にもなった「ご飯論法」の考案者が立ちあげた、小さいが新しいメディアによる1年間の活動記録。
目次
はじめに
第一章 国会で起きていること
第二章 活動の立ちあげと展開
第三章 映像がもたらしたもの
第四章 進行中の国会審議を取りあげる
第五章 野党議員による質疑の役割
第六章 路上という公共の政治空間
第七章 臨機応変な番外編
第八章 小さなメディアが開いた可能性
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tellme0112
15
図書館で読んでも、本屋で購入して周りに広げねばならない、と思える本。たたかうために買わねばならない本がある。それがこの本。と思った。Twitterの中の人はDMでこんなことしてたのかーと、いうのと、真壁さん何者?と思った。2020/03/20
サトシ@朝練ファイト
14
なるほど「ご飯論法」の意味がよく分かりました。2020/07/26
ののまる
11
「国会パブリックビューイング」、面白い試みですよね。いまオンラインがフツウになってきたので、さらにいろいろ新しい企画がでてきてそう。🍚論法…、国会討論みていて、自分の日本語能力が低下しているから話が理解できないのかと疑っていたが、もとから本人にちゃんと答える気がないということだったw ま、与党野党問わずですけども。2021/02/10
Koji Takahashi
8
《国会をみると何が見えるのか?》 虚偽答弁 ごまかし 論点ずらし 言い逃れ ニュースで編集されたものではなく 流れでみることで 見えてくるものです。 解説付き動画をみることで「ご飯論法」に代表される不誠実さを知ることができるはずです。 不誠実さを見つけるスキルを身につけるキッカケになる書籍です。 不誠実さを許してはいけないと思いませんか? 2020/04/02
ア
5
非常におもしろい取り組み。国会審議の映像を、街頭でパブリックビューイングし、解説や意見交換の場を設ける。その映像は、あえて編集しすぎないものにする。授業でも同じようなことができるかなぁ。2020/03/20