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内容説明
2014年全日本選手権ロードレース。冷たい雨の中行われた当レースは、誰もが予想できない異例のレース展開となった。221.2km、5時間41分49秒にも及ぶ戦いの最中、主要チームと選手たちは何を考え、どう走っていたのか? メディアでは報じられなかった、選手たちの知られざる思惑とドラマを描くスポーツノンフィクション。
サイクルロードレースでは、常に「逃げ」集団(エスケープ)が見られる。逃げとは、大集団から少数に選手が飛び出し、先行することを目指す。
逃げ集団の多くは、自チームにエースを助ける「アシスト」選手と一か八かの逃げ切り勝利を狙う選手によって構成され、捕まる運命にある。しかし、2014年の全日本選手権ではメイン集団が逃げ切りを許してしまった。
本書では、主要選手への取材に基づき、逃げ集団とメイン集団の中でどのようなドラマが展開されていたかを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
43
評判の本 観客のいないレースで これだけの熱いドラマが あるんだ2015/09/14
kanki
24
ロードレースノンフィクション。戦略、駆け引きなどが行われる。知らなかった。面白い2022/07/11
4丁目の父ちゃん
19
ツールド・フランスを前に、お気に入りさんの感想を見てアマゾンに注文。ノンフィクションだけに現実味を帯びているが、ただ、なんとなく優勝者が誰だかわかってしまったが。まぁ、推理小説じゃないからいいか。2017/06/24
いくみ♪
15
夫の本棚から拝借。自分がロード乗りになる前までは全く読む気にならなかったこの本だが、今は弱ペダも読んだしいろんなレースの本も読んだから、内容が理解できた。ポタリングやイベントではない、日本最速を決めるこのレースには、みんな最高のコンディションに整えて、闘いに来ているんだなとよくわかった。レース中も色々考えないといけなくて肉体的な強さだけでなく戦略性も必要。イマイチよく知らなかったのだが、無線とか禁止なんだね。そこはなんか、昔風なんだね。一気に読めておもしろかった。2017/06/17
夢みる夢子
14
⭐⭐⭐小説とは違い逃げても、アシストしても、レースに有利に展開しない様子、レーサーが思ってた以上に脚を使いすぎ脚が無い状態を知り、本当のレースの心理をしり、こうなのか!と知り感動する。ただ日本での地位が低いのが本当辛いな。2017/08/20