SB新書<br> 他人を引きずりおろすのに必死な人

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SB新書
他人を引きずりおろすのに必死な人

  • 著者名:榎本博明【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 特価 ¥440(本体¥400)
  • SBクリエイティブ(2016/09発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797386417

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内容説明

気を付けてください。
できない人に親切にしてはいけません--。

「オリンピックのロゴがパクリだ」世界中から類似品を探してくる人。
女性の上司の出世が気に食わずに根も葉もない噂を流す人。
幸せそうなママ友をこっそり「いじめ」る人…。

「人の不幸は蜜の味」と言いますが、嫉妬と「横並び」の精神で、
日本には「他人を引きずりおろす」ことに人生を賭けている人が一定数存在します。

本書は、そういった「嫉妬」「攻撃」の人の心を分析し、
巻き込まれないための「傾向と対策」を解説する1冊です。

心理学の第一人者があなたの周囲の異常な心理を鋭く解説。
身の守り方も提示します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪風のねこ@(=´ω`=)

117
成程。日本的な横並び主義だからこそ優れた者に嫉妬し、劣った者に優越感を得るのだろう。加えて困った者を見捨てて置けない気風も有るのだろう。悪しき習慣でもあるが良い部分でもある。しかし国際化が進む中では根本的な考え方を変えるべきだろう。劣等感は成長の源だ(アドラー)自己の成長の為には劣等感と正しく向き合わなければならない。間違えてはいけないのは、他人も等しく劣等感を持っているという事である。2016/11/23

kei302

57
「関係性攻撃」あぁぁ…。こう呼ぶのか。人間関係を悪意で操作する。当人は悪意とは思っていないだろうけど。「見下され不安」からの行動だったのか。なるほど。アドラー「自分を大きく見せようという動きの中に 劣等コンプレックスをみることができる」。モヤモヤする気持ちを言語化してもらうとスッキリする。2022/06/05

レモン

43
〇〇な人、という本を続けて何冊か読んでみる。この間読んだ『プライドが高くて迷惑な人』かと思っていた年下同僚ちゃんはこのタイプだった。最初のチェックリストの該当項目の多さにびっくり。自覚はなくとも引きずりおろそうとされていたのか。見下したかったが近いかな。人の言ったことを何でも悪意に解釈する認知の歪み(敵意帰属バイアス)があり、何を言っても聞く耳を持たないなど頷けることばかり。他人に対して羨ましいとか凄いと思うことはあっても、「ずるい」とは思わない。『プライド〜』同様、厄介な人物とは距離を置くしかなさそう。2023/11/28

❧nao❧

13
図書館で凄いタイトルを見つけ、思わず借りてしまいました。「敵意帰属バイアス」他者の言動を悪く、否定的に解釈するゆがんだ認知傾向。たまにひどく攻撃的な人に出会いますが、そういう認知傾向なのね、と思うといいようです。自信ないけど。2019/09/07

Ryo

11
冒頭に読んでいること他人に知られるなと書いて有るのが衝撃的。 日本ならではの横並び礼賛と、本人の自信の無さの掛け合わせで起きる「引きずり下ろし」の心理的背景を描く。 最近は高圧的な人間=自信の無い人と言うのが大分認知されてきた様に感じるが、妙にへりくだる人間も自信がなく危険らしい。 社会構造が変わって能力の優劣が社会的に認められつつある昨今に於いて、差をつけない日本の教育は「引きずり下ろし」を増長して行くものと思われる。 何を読んでも強調される適切な自尊心の重要性。 欠ける事のない様に心掛けたい。2016/11/20

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