断言 読むべき本・ダメな本 新教養主義書評集成 経済社会編(ele-king books)

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断言 読むべき本・ダメな本 新教養主義書評集成 経済社会編(ele-king books)

  • 著者名:山形浩生【著】
  • 価格 ¥2,393(本体¥2,176)
  • Pヴァイン(2021/01発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784909483355

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内容説明

宣伝でも素朴な感想文でもない、“読者の役にたつ書評” とはこれだ!

宣伝でも素朴な感想文でもない、本当に “読者の役にたつ書評” とはこれだ!

長年にわたり価値を失わない良書をしっかり紹介し、ベストセラーであろうとダメな本は徹底的に批判する──
辛口書評家が30年ちかくにわたり書き綴った膨大な書評より、経済、ビジネス、経営、政治、歴史、社会などの分野をここに集成!

【著者】
山形浩生
1964年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。
大手シンクタンクに勤務の頃から、幅広い分野で執筆、翻訳を行う。
著書に『新教養主義宣言』『たかがバロウズ本。』ほか。訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ピケティ『21世紀の資本』、スノーデン『スノーデン 独白:消せない記録』、ディック『ヴァリス』ほか。

目次

はじめに:書評について
第1章 経済
第2章 ピケティ/格差
第3章 ケインズ
第4章 クルーグマン
第5章 ファイナンス
第6章 経営
第7章 ビジネス
第8章 政治
第9章 歴史
第10章 思想・ノンフィクション
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

22
辛口書評本。いい本と悪い本、両方紹介してるのが面白い。面白い本は面白いといい、つまらない本はつまらないという。リスクを背負った書評は好感が持てます。2020/02/27

緋莢

12
図書館本。雑誌や新聞に掲載されたものや、アマゾンレビューとして投稿した書評が収録されています。「はじめに」で書かれていますが<書評で心がけているのは、知らないことについては多少なりとも調べる、ということだ。 自分の知らないことや、そもそも文脈すらわからないような本については、ぼくは同じ分野の他の本を なるべくたくさん読むようにしている。>とあり、この辺が「感想文」と「書評」を分けているのだろうなぁ、と(続く 2025/02/17

羊山羊

9
書評集2冊目。断言の名の通り。きっぱりとした決意表明で以て見せる書評集。やや罵倒が多いきらいがあって、読んでいて面食らう1冊だが自分の方向性をしっかりと明示して、クルーグマン、元エンジニア、功利主義の立場によって評してゆくので、スタンスが明快で分かりやすい。そういう意味でのブックガイドとしてはピカイチ。己にとってその本が合うか合わないかが一目でわかる。僕自身も読みたい本が10冊くらい増えてしまった。おすすめのブックガイド。2020/07/23

たかひろ

6
日本でも有数の知識人と俺が勝手に思ってる山形浩生の書評集。基本的にすべて山形浩生のウェブサイトにおいて無料で公開されているものだが、こうやってまとめてくれるとありがたい。頭の良い人の書評はそれ自体が作品である。ただ、索引か目次を作って書名の一覧を付けて欲しかったとは思う。2024/02/14

deerglove

6
相変わらずの山形節。とはいえ、新聞掲載の書評もあり、「まともな見方」!?ができるようになったせいか(「おわりに」)、以前ほどの罵詈雑言は影を潜めていますね(笑)。今や、あのピケティの翻訳者だものね。それでもエライ経済学者たちを容赦なくコケ下すくだりはハラハラドキドキ、でも納得の内容でした。それにしても本田健の『スイス人銀行家の教え』を痛烈に批判し、ヴェブレン『有閑階級の理論』をぶつけておいて、夕暮れの空の、異様な赤さに見ほれてね。って、どれだけ親切なんだか、オメデタイんだか(苦笑)。2020/05/18

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