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内容説明
未曽有のパンデミックが世界をのみ込んで1年が過ぎた。各国は感染抑止のため、軒並みロックダウンを実施。多くの国が似たような対策をとってきた。一方で、各国首脳の中には、無根拠な楽観論を振りかざす大統領もいれば、市民の連帯を繰り返し呼びかける首相もいるなど、その言動には大きな違いが。そして、その違いはコロナ禍の行方すら左右していた――。7人の海外在住ジャーナリストが綴るリーダーたちの素顔。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fukui42
7
今だからよくわかる。コロナ禍では自分の周囲にしか目が行かなかったけど。各国のリーダーたち、それぞれの指揮の仕方が色濃く出てて。そうだったのねえと。某大国の大統領の章、呆れ果ててお口ポカンだった。面白かった。2025/01/07
てくてく
6
科学的見地を踏まえて迅速に対策を決定できるかどうか、および修正できるかどうか。そして協力を求めるためにリーダーがどのような発信を行ってきたかを現地レポーターがまとめたもの。日本の混迷度がよくわかる。2021/08/12
GX
5
最初、なんで、日本とか中国とか出てこないんだろうと、思いましたが、それぞれの国で暮らしている日本人の方の目を通して、その国でリーダーがどのように発言、行動したのか、その結果がどうなったのか、詳しく書かれていて、面白かったです。「大きな言葉」、「共感」などの言葉も「コロナ」という共通の課題に照らして見ることで、クリアにその意味が立ち上がってきます。新聞などで報道されてい各国の対応を見ながら、なるほどね、と関心しています。まさに、「疾風に勁草を知る」ですね。 2021/02/16
ray
3
☆4 国のトップは模索しながらも国民の心情に寄り添い、柔軟に変化しながらも誠実に導く姿勢が評価の焦点に。厳しい政策も対話を通して真摯に語るなら納得。どの国にもいるわけではなく残念。2021/02/19
Ym
2
私が普段目にするニュースでは物事の一面しか見えていないんだと再確認。その国に在住するジャーナリストさんが書いたものなので、文化や考えた等も踏まえたもので分かりやすく面白かった。2021/03/20