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内容説明
長い髪、編みの粗いセーターにジーンズ姿、吸い込まれるような深い瞳とそばかす。そしてタバコ。ナップザックにはE.Nとイニシャルを縫い込まれている。彼女がE.N――エマノンだ。見た目はなんということはない普通の少女だが、彼女のなかには「地球に生命が発生してから今までの全ての記憶」があった……。梶尾真治の傑作小説を、鶴田謙二が満を持してまんが化。鶴田謙二がこだわり抜いた演出と描写が、ここに結実!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
47
これがSFか。うんうん、何か雰囲気が好き!これはコミカライズだけれど、絶対良作になっていると思う。この、絵の具で塗った様な絵が素晴らしい。というかこの作品、セリフがあるコマよりもないコマの方が多いくらいだと思う。それで雰囲気を伝えることが出来、退屈するどころか幻想的な雰囲気にさせられる。この力量。まあ、鶴田謙二さんを読みたいと思ったからこの作品を手に取ったのもある。けれど、本格SFも読みたいと思っていたのも事実で、漫画から入るのもオツかなあと。読み終えてさらに読みたくなった!wさ~あ、何から読もうかなあ。2012/05/14
MURAMASA
31
モーニングでデビューした頃も、アフタヌーンでチャイナさん描いてた頃も知ってる年代な私としては、鶴田さんといえばSFテイストに溢れてて、優しくて、ちょっとエッチで、マンガの楽しさが詰まってるというイメージ。最近では連載が尻切れトンボになったりすっかり寡作になってたと思っていたら、徳間で単行本が出てるとは、チェックしてませんでした迂闊でした。原作の方は読んでなかったのですが、こういう形で時間を超越した存在になっているエマノンの、悲しさや寂しさを想像してしまうのだけど、でもそんなところとは 続2010/08/13
こら
26
オフ会でオススメいただいたコミックです。触れられないほど遠い存在だけど、60年代のフェリーでも、今何処かの街角でもふとすれ違いそうな…というエマノンの不思議な距離感が絶妙。鶴田さんの絵柄もとてもマッチしてます。エピローグの1980年ももう遠い昔。エマノンは今何処にいるんだろう…2016/10/17
眠る山猫屋
26
このコンビの醸し出すリリカルな空気、奇跡のような清冽さ。 まぁ世代もあるのかなぁ…少し前の、手が届きそうな過去。 せわしなくて慌ただしかった時代の小さな出会い。2013/06/21
mt.gucti
23
原作ありきという感じだけれど、鶴田ワールド全開でエマノンが可愛くて、不思議で切なくて参った(´・д・`)。しかし、ノーネームだったとわ。2015/03/06
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