ハーレクイン<br> せつない秘密

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ハーレクイン
せつない秘密

  • ISBN:9784596216410

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内容説明

■四十年近くも封印されてきた真実。それが今、明かされようとしている。■往年の大女優、レイチェル・リッチモンドに突然招待され、レオニーはとまどいながらも壮麗な屋敷を訪れた。だが最初に彼女を出迎えたのは、レイチェルの息子ルークだった。彼はレオニーに、母に近づくなと強く警告する。ところが、ほどなく現れたレイチェルはこう言った。「あなたに私の伝記を書いてもらいたいの」レイチェルは三十八年前に未婚のままルークを産んだが、息子の父親についてはかたくなに沈黙を守ってきた。それがなぜ今になって、過去を語る気になったのだろう?しかも、まったく面識のない私に伝記を書かせるなんて。依頼を引き受けるかどうか返事を保留して帰ったところ、翌日の午後、いきなりルークがレオニーの家を訪ねてきた。■今やハーレクイン・イマージュを代表する作家となったキャロル・モーティマー。今作では、彼女のストーリーテラーとしての才能が遺憾なく発揮されています。感動のラストシーンにご注目!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

4
初っ端からヒロインを全否定しようとするヒーロー。こちらへ踏み込んでくるなと。最後の方で明らかになる秘密と、ヒーローから語られる彼女を遠ざけようとした「理由」がせつない。ヒーローの母は愛する息子の為に行動し、ヒーローは母を愛してはいるけれど、ヒロインの身内を守ろうとした。自分の為じゃなく、他の人の為にしたことなんだと思うと一番苦しんだはずのふたりの気持ちが胸に迫る。ヒロインに皮肉な言葉を投げつけながらも、急に優しい行動に走るヒーローの気持ちが最後になってやっと理解できた。せつないけれど、いいお話でした。2013/11/11

りりか

1
たしかにこれはせつないお話…。大女優の伝記を執筆することを依頼されたヒロインに対して怒りと猜疑の視線を向けるヒーロー。でも、そこには過去の秘密と哀しい恋のお話が絡んでいて…という感じで、主人公二人のロマンスよりもそっちのほうが面白く読めました。良かったです。2013/10/27

こえん

0
再読。2010/12/14

こえん

0
なぜヒロインがヒーロー母の伝記の書き手に選ばれたのか…ロマンスよりも母と息子の関係にちょっと目がいった。2009/10/09

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