ハーレクイン ポーシャの二都物語

著者名：キャサリン・ジョージ【著】/早瀬邦子【訳】

ハーレクイン（2021/01発売）

• ISBN：9784596001573

内容説明

■複雑にからみ合ってしまった運命は、ある日、突然あなたへと近づけてくれた。■「ホワイトフライアーズ不動産です」ポーシャはオフィスにかかってきた電話に答えた。「明日パリを発って、おたくの物件を見に行くつもりだ」声の主は男性でフランス人。ひどく横柄な感じがする。ポーシャはどの物件が見たいか尋ね、その返事に凍りついた。タレット・ハウスですって……？　かつて彼女が住んでいた屋敷。不意に、屋敷のキッチンから立ち上る黒い煙が脳裏に浮かび、遠い昔に失われた、いまわしい事件の記憶の断片がよみがえる。そこはポーシャが、二度と足を踏み入れたくない場所だった。「もちろん、きみが一緒に来てくれるんだろうね？」このときからポーシャは、謎めいた男へと確実に近づいていった。彼もまた、その屋敷にまつわる出来事で、大きく人生を狂わされた一人だと知ることもなく……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りり]

★★★☆☆フランス人ヒーローとイギリス人ヒロインは珍しい組み合わせ。欠点のないヒーローはヒロインに一目惚れでゾッコン。それにはなにか裏があるんじゃないかと疑ってあまり集中できず。タイトルからどこかに移り住むのかと期待してしまった。明るみになった事実も冴えない

2015/02/16

[ちはや]

2001.4.6　★★★