内容説明
この本では,現代社会の様々な子どもたちの生き方が描かれます.子どもはどのように生まれ,育っていくのでしょうか? 病気から子どもを守るしくみや障がいをもつ子どもを支えるしくみ,家族や地域社会における子育ての多様性を読み解きながら,すべての子どもが尊厳ある存在として生きることができる社会のしくみを考えます.
目次
さまざまな体,さまざまな文化(亀井伸孝)┴手のひらの大きさの赤ちゃんを守る(伊東祐子)┴私たちの選択(信田敏宏)┴病気と向き合う(白川千尋)┴いのちと世界観(幅崎麻紀子)┴「食べる力」を引き出そう(西方浩一)┴優貴にとって「動く」ということ(樋室伸顕)┴予防接種で守るいのち,守られるいのち(神谷元)┴子どもも親もみんなで育てる(加賀谷真梨)┴暮らしのなかの子育て(高田明)┴島のいのち(道信良子)┴被災後の「今」を生きる(櫻幸恵)┴歌と踊りでつなぐいのち(藤田美樹)┴子どものいのちとみとり(波平恵美子)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
30
医療と福祉をテーマに、様々な専門分野の研究者や実践者が子どもの命の捉え方を考えた内容です。一つの文章がとても短くまとめられており、中学生の方にも読みやすいように思いました。子どもの命は当たり前に存在するのではなく、様々な大人が関わって存在しています。人そのものが人との関係性の中で生きていますが、生きることの大切さ、それを支える専門職の魅力が考えることができると思いました。そして、安心して子どもたちが育つことのできる社会のあり方についても考えることができたように思いました。2018/01/08
読書実践家
10
発展途上国に行った時、出産する時、災害時、命の重みを知る。2016/04/10
林克也
3
この執筆者たちのような活動をしている人が世界のあちこちにいるから、なんとか世界は壊滅せずに生命を維持し継続していくことができているのかもしれない。そして、この本が、若者たちが人類のために自分のやるべきことを考え行動するきっかけの一つになればいいな、と思った。とにかく、執筆者の皆さん方は、人間のあるべき姿は他人を蹴落として強者だけが生き延びるのではないんだよ、ということを言っている気がしました。2015/06/09
ななちゃん
1
学校職員の推薦図書。いろんな立場からみた「こどもといのち」について。めまぐるしく変わる日本の制度や法律の中で、本当に必要なときに守られているのかを改めて考えさせられた一冊。2016/03/15
海戸 波斗
1
いろんな立場からの親書。混乱してしまった。ゴメンナサイ。2015/07/04
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