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内容説明
ビジネスの低迷は「組織のPDCA」の機能不全からはじまる。現場をいかに動かすか、そのイメージは事業部門のトップが頭に描き、実態を把握していなければならない。経営トップは、マネジャーの頭の中に経営視点で考える「ニューラル・ネットワーク」を作りあげよ。PDCAが健全に廻る組織に変わる50のアドバイス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奈良 楓
19
【良かった】良書ですが、経営トップへの戒めのため一般社員には使える余地が少ないです。普通の会社員には「経営参謀」などのほうが合うかも。出身のトヨタ推しが多すぎる、とも思いました。2022/04/09
koji
18
本書は、経営者の仕事論ですが、テーマは「経営は流行りのフレームワークに飛びつくことではなく、PDCAを愚直に廻すこと」。このPDCAは、ここ2年の私の最も大きなマネジメントテーマであり共感して購入しました。著者がトヨタ系出身でマッキンゼーにも勤務し数々の企業で事業再生に携わった経営コンサルタント。48に章立てされたアドバイスは繰り返し読んでいきたいと思います。その中で気になるワードは「躾(しつけ)」。トップが部下に言うべきは「他人事のように報告するな。」その上で組織のPDCAを通した躾文化を作ること。納得2021/05/12
Mik.Vicky
10
私はトップではないがトップに仕える身としてかなり勉強になった。特に能力がない身内などが経営陣に入ってきた時の話とか、権力の魔力に取りつかれた役員とか、保身のための社内政治にしか興味がない人とか・・・私の会社にはそんな人はいないが、これから遭遇するかもしれない。時間がたってもう一度と言わず、何回も繰り返し読んで私自身がしっかり地に足を付けビジネス界で生き抜いていけるようにしたい。2023/09/11
inuwanwan
9
かなりのボリュームのある本で、内容も濃くじっくり時間をかけて吟味しながら読了。 10年以上経営者をやっていると頷ける点が多く、もっと早くにこの本に出会っていたらと思う反面、今だからこそ本書の内容に共感出来るのかもしれない。 問題解決の基本中の基本をしっかり押さえ、検証と改善を確実に行うPDCAサイクルを高速で回転させるという、至ってシンプルな基本原則が、結局は企業永続の秘訣なのだろう。 問題はそれを企業文化としていかに根付かせるせか。 「凡を極めて非凡に至る」 座右の銘のひとつになりそうな予感。2023/04/07
あっきー
5
思ったよりも面白い内容だった。単なるあるべき論ではなく、実際にリアルビジネスでの重要性に立脚した構成は素人には納得感がある内容。そんな立派な経営トップがいるのか?と思ったりもしたが、理想を追い求めることでよい会社になっていくのだと理解。2022/09/20