ビームコミックス ロスト・ラッド・ロンドン 1

著者名：シマ・シンヤ【著者】

KADOKAWA（2021/01発売）

• ISBN：9784047364844

内容説明

「人生なんて、たったひとつの出来事で変わっちまうもんだ」

ロンドン市長が地下鉄で何者かに殺害された。
偶然同じ電車に乗り合わせた、平凡な大学生のアル。
殺人事件の捜査にあたった、ワケあり刑事のエリス。
事件がふたりを引き寄せ、そして数奇な運命が廻り始めるーー。

ロンドン市長殺害事件を巡る、新感覚クライム・サスペンス、開幕。

「手を貸せ。真犯人を見つけるんだよ」



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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[konoha]

ロンドン市長殺人事件に巻き込まれたアルは、刑事エリスと真相を追う。ギャラリーに飾ってありそうな絵。海外の漫画みたい。トーンの使い方がとてもかっこいい。

2022/01/09

[しましまこ]

地下鉄でロンドン市長が殺された。同じ時間帯同じ地下鉄を利用したはずの平凡な大学生アル。通り魔だったら死んだのは自分だったかもしれないなんて言ってたのに、その日着てた上着から血まみれのナイフが出てきてしまい…訳あり刑事と犯人捜し。面白い～。

2021/01/28

[JACK]

☆ ロンドンを舞台に特徴的な絵柄とオフビートな雰囲気で描かれるクライム・サスペンス。ある日、ロンドン市長が地下鉄で殺された。アジア系の大学生アルは偶然同じ地下鉄に乗っていたのだが、事件に気付かず帰宅。しかし、彼の上着のポケットには血の付いたナイフが。自分は誰かにハメられたのか。一体誰が何のために。彼の元に聞き込みに来たワケアリ警官エリスはアルとともに真犯人を探すことになるのだった。映画のような雰囲気のある絵が魅力的。登場人物がそれぞれ個性的で、派手さはないが他にはない面白さがある。オススメ。

2021/06/18

[Tenouji]

何気ない日常に潜む、かすかな違和感、からの非日常性、という、平凡なスタートではあるが…

2021/06/13

[緋莢]

「家族でもなんでも 他人には期待しない」現ロンドン市長のキングが、地下鉄で何者かに刃物で刺殺される。そんなニュースをTVで観ていたアルだったが、自分の上着のポケットに 血のついたナイフが入っていたのに気づく。そこに刑事のエリスが訪ねてきて…「ロンドンの市長が殺された特殊な事件だ。きみは…名前ではわからないが南アジア系だろう 被害者が白人では なおのこと世論は苛烈になる」アジア系の大学生と、単独行動の多い黒人の刑事が出会い、 2人で真犯人を見つけようと話になります（続く

2023/06/08