ゲイバーのもちぎさん（３）

著者名：もちぎ【著】

講談社（2021/01発売）

• ISBN：9784065221365

内容説明

自由に生きよう
今もこれからもーー。

DVや売春、うつ病の過去を経て、
ゲイバー「ジーニアス」にたどり着いたもちぎ。
ようやく自分の居場所を見つけたのも束の間、
仲間との別れの時がせまっていた。
痛みを分かち合ってくらした、がむしゃらな日々。
たった３年。だけど、かけがえのない３年。

うっかり泣いてしまう最終巻。
ツイッター58万フォロワーの
もちぎワールド最新刊！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Mr.deep]

「死ぬんすか？もう生きるの無理そう？じゃあ死ぬ前に一週間遊びません？」ねこーはいが男前すぎる。

2022/05/12

[やいとや]

完結。なれど彼の人生は続く、という訳でダイレクトな続編があるらしいので、そちらはまたお楽しみ。飼い猫の死がゲイバーを辞める直接の契機になったようだが、単純に動機になり得る理由で無い辺りが逆にリアルな感じがするのが凄い。卒業が主題となる丁寧なビルドゥングスロマンであるが、それが「成長」ではなく「自分らしくある」事がその証となるのも巧み。そんな感動の中、第50話のオチで「温泉行こうよ」という誘いに「シャベル用意しとくわ」とボケるのを「え？掘るの？いちから？」と返されるやりとりで「掘る」が下ネタにしか(以下略)

2023/11/23

[みちみちる]

居心地のよいところ、 いつまでも居続けたくなるのに、 次を求めて旅立つのは、スゴいな。。

2021/08/21

[キセキ]

毎話深みのある話題をテーマにしつつ、最後は笑えるオチでまとめてくれるところが好きです。 夜の店で働いたことのある自分にとって、あるあると思うこともありつつ、ゲイバーならではのドラマにも触れることができて新鮮でした。 セクシュアリティに関係なく、「人に優しくすること」とはどういうことなのか、ということを考えさせられました。手に取る人を選ぶタイプではあると思いますが、とても良いエッセイマンガだと思います。

2021/02/25

[ミカコ]

最終巻。笑えるんだけどすごく刺さる。泣いちゃう。

2021/02/22