チャンドラハース（３）

著者名：門司雪【著】

講談社（2021/01発売）

• ISBN：9784065220313

内容説明

“龍”の力で“英雄”を討つ！　復讐のダークファンタジー！！　かつて“龍”を討伐した英雄“不滅の７人（チャンドラハース）”。その血を受け継ぐ少女・ヒマラヤは、父に捨てられ、奴隷に身を堕としていたが、“消された８人目”の英雄を名乗る少年・アルジュナが彼女の前に現れ…！？　２人の邂逅が、壮絶な復讐譚の幕を開ける──。

食い違う、アルジュナの記憶とカルナ王の告白。そこから導き出されたのは、ヒマラヤ姫にとって最も残酷な真実だった…！　本当の“裏切り者”が暴かれたとき、災厄もまた復活を遂げる。１５年の時を越え、再び始まる“大侵攻”。救国の英雄となるか、亡国の破壊者となるか。“不滅の７人”最後の戦いが始まる──！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[美周郎]

旧友と裏切りと和解と真の敵、OVA全盛期のアニメを思い出す色々盛り合わせが良い。「テレビでやるにはお客を選ぶので好きな人だけ見てね」の時代からいい作品と出会ったときの喜びは今も変わらないなあ。

2021/01/09

[たー]

面白いからもう少し続くかと思いきや、これで終了。まぁ、話の流れは想像通りだったので意外性はない物の、良い話でした。 とは言え、2巻までのスピード感から言うと駆け足なのは否めず。あと2〜3巻は続けて深掘りして欲しかった。特に真相からの実は悪いのは…、の所が惜しい！そして、各キャラが立ってたから、もっと個別のバトルが堪能したかった。それくらいのポテンシャルは話にあったんだけどなぁ。

2021/01/28

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

英雄王とは龍とはどういった存在だったのか。消化しきれていない問題はあるが一応の決着はみたか。

2021/01/11