内容説明
初級魔術マジックアロー。多くの魔術師が最初に覚える魔術。
貴族の長男として生まれたアルベルト・リュミナスは優秀な弟と比較される苦しい日々を送っていたが、幼いながらもマジックアローを使うことができた。自身の才能を信じて魔術学院に進むも、それ以外の魔術を何も習得できなかった。失望した両親に見捨てられたアルベルトだが、諦めずにマジックアローを磨き続ける。
それから十年。学院の入試を受けようとする白髪の少女ローラと出会い、止まっていたアルベルトの運命が動き始める――!
使える魔術の数こそが実力とみなされる世界で常識はずれのマジックアローだけで成り上がっていく英雄の物語。ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
14
Kindle Unlimitedで。10年間マジックアローを鍛えたらと。空飛んだりとか、まぁ、別物だよなと。ラスボスが友達みたいですが、そこまでたどり着くんですかね2024/12/24
takave
5
マジックアロー。俺が最初に覚えた魔術であり――俺が最後に覚えた魔術である。って書き方カッコよくて好き。一つの魔術しか使えずに10年を棒に振った主人公がヒロインを助けたことからもう一度前を向いて歩き出す。淡々と物事を解決してく主人公に好感をもてる話だった。2021/01/10
なぎ
4
魔術師が最初に覚えるマジックアローしか使えない主人公・アルベルトが挫折から這い上がっていくお話。一つの技を究極的に極める魔術師がいてもいいと思う。かつて逃げ出した学院・弟との再会などアルベルトが自分の苦々しい過去と向き合いながら強くなっていく展開に胸が熱くなる。弟は予想通りで自業自得。 アルベルトが苦しい時に優しく励ますローラがマジで天使。「厄災の魔女」というキーワードが今後どう生かされていくのか気になる。敵の素性が朧気ながら見えていますがあのキャラがアルベルトと再会したらどうなることやら。2021/06/01
ようぜん
3
割りと硬派なファンタジーラノベといった印象。主人公が、26才ということもあり、落ち着いた文章だけど、明るいヒロインなど他のキャラクターのおかげでバランスがいい。何より、マジックアローの多様性!主人公が次にどんな活躍を見せてくれるのかとワクワクしながらページをめくってた。一巻ということもあり、イベントごとに風呂敷を広げていく感じだったけど、このままの勢いでいけば良作になるのでは?と期待してます。2021/01/06
棚川彼方
1
某レビュー動画から。 読後感良かった。面白い2021/01/09
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