webアクションコミックス みどりの星と屑 2

著者名：瀬崎ナギサ【著】

双葉社（2021/01発売）

• ISBN：9784575855364

内容説明

「うらやましくて頭が変になりそう」
嫉妬の対象は後輩にも剥き出しに――
でも、辛いときにはマンガが助けてくれた。
「あきらめない!! 私はあきらめたくない!!」
才能を持つ相手に抱く、嫉妬、羨望、憧憬――。
マンガに青春を捧げた美大生4人の心を抉る群像劇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kujira]

こんな感じで、コンプレックスと自信とその生まれた自信を吹っ飛ばすような出来事と恨み辛みもろもろを、各人煮詰めてドロドロにしたものを内に飼いながらマンガみちを上ってゆくのだろうな……わたしは早々に退散して、ただの傍観者としてそこにいることに決めてしまったけれど……。非常に覚えのある感情が相変わらず入り混じっていて読んでて相変わらずしんどい、けど、彼らの行く末は見届けてあげたい……

2021/04/19

[漫画専用アカ]

漫画を学校で習うってことにピンとこないけど、スケールの小さいバクマンみたいなものなのかね。狭い世界のジェラ合戦をこえた先に何があるのか。漫画自体よりも自分の不安定な気持ちを突き詰めることに終始しているのが青春といえば青春だ。

2021/01/18

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

翠がちょっと上向きになったら次は治だしその内今回さらっと描かれただけのゆかりに本格的な当番が回ってきて皆のコンプレックスをさらけ出していく流れになるのかな。

2021/01/24