内容説明
ポンちゃんことエイミーの、日常生活と恋愛生活を自ら明かした、痛快エッセイ。すべてを明かす!
◎皆さん、これは私の読者でない人には秘密です。誰が何と言おうと、山田詠美の本性を自分は知っているのだとほくそ笑んでください。男にかまけて、おいしいものばっかり食べて、飲んだくれてる変温動物の私をお許しください。いつも、「ヘイベイビー」と言って甘い恋をしている訳にはいかないのですから。<「あとがき」より>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロイヤルミルクティ
6
★★☆☆☆2003/11/22
ライム
4
【文学賞選考委員の重鎮】のイメージの著者に、こんなハチャメチャな過去があったなんて。若手なのにこの傍若無人さ、わざとらしい上品口調で批評家連中を小馬鹿にする不遜 な態度、極めつけは雑誌社に乗り込んで憎い編集者の顔面にコーヒーブチかけ怒る喧嘩っ早さ。作品内容も私生活もスキャンダラスで、バッシングも受け易かったろうに、全く堪えてる風も無い素晴らしいタフネス。文字を書いて人々に影響を与えるのに相応しい個性と言えるだろう。2024/08/12
エネ
3
素敵なエッセイだと思う。 自分の気持ちをポロポロこぼすようでいて、さらけだしているような感じがしない。書いていても、抽象過ぎて中々伝わる気がしない……。 言いたいことを立て続けに話していても、「ココが面白いって思ったの」と、きちんと読み取れる。つらつらと書き続けいるのに、短文になっていて分かりやすい。2018/06/16
ketch
3
たまたま意志力を高めるノウハウ本と同時に読んでいたら変な気分になってしまった。山田詠美さんの本は初めて読んだのだけれど、一気にファンになった。とにかくありのままに生きていて、でもそれを読んでいて気持ちよいのは自分の世界の捉え方をきっと知っているからなのでしょう、例によってわたしもそういう風になりたいと思ってしまう本でした。2014/10/26
cafe_love
2
なかなか面白いエッセイ。こんな方だったんだ、と改めて思う。古いエッセイだから、最近の物を読んでみたい。2021/08/12
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