角川文庫<br> ぼくの旅のあと先

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角川文庫
ぼくの旅のあと先

  • 著者名:椎名誠【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2020/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041109649

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内容説明

世界中のまずいビールからはじまり、かつて社員旅行で訪れた名湯・伊香保温泉での珍騒動、メコンにシベリアにアリューシャン、南の島の妄想を含んだ回想記など全15編を収録。世界を飛び回って出会ったヒト・モノ・コトが軽快な筆致により躍動する、著者の旅エッセイの本領。旅の軌跡を振り返る一編一編に笑いと哀愁、そしてこれからも旅に生きる覚悟が込められている。読めば探検・行動意欲が湧き上がること必須の1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

106
著者の本はいろいろ読んだけどこの本のような冒険譚が一番面白い。本のことや近所のオヤジの話だったり、映画の話より世界の様々な風習や遭遇する話はおもしろい。冒険ができる人の条件というものが見えてきた。なんでも食べどこでも排便しいつでも眠れて日本に悩みごとのない人では駄目だと思った。モンゴル、メコン川、中国・チベット」他。他人が必死の思いをすればするほど読者は面白いものだ。秋の夜長におすすめ。2022/10/15

Sakie

13
「本の旅人」連載。シーナさんが新たにどこかへ旅した、みたいな話ではなくて、これまで行った土地やエピソードを回顧するような、言ってみれば人生の総括に差しかかっているのかと寂しさを覚えた。さすがのシーナさんも痛風を患い、機内の小さなライトでは文庫本を読めなくなり、小樽の家も仕舞を余儀なくされた。少年すぎるエピソードも陰を帯びる。だけど積み重ねたものの趣は深く、読んで良かった。インドで牛肉に人気が無いからスパイスカレーに牛肉は入らないとか、人間はその土地に合った埋葬方法を編み出し儀式を整えるとか、なるほど納得。2022/11/27

時代

12
シーナさんの旅に纏わるエッセイ。山へ川へ辺境の地へ世界へ。珍しく真面目なテイスト。椎名さんも人生を振り返る時になったのだな◯2020/12/28

スプリント

9
まさに旅人。 この人の軽妙な語り口ははまる。2021/10/30

yooou

7
☆☆☆★★ GWにカミさんが読んでる本を借りて読みました。椎名誠思えば40年ぐらいのお付き合い。僕はからっきしアウトドアはダメだけど、本読みであるという点で共通点があります。そして僕に代わってとてもいけない場所へ旅してくれる椎名さんはありがたい存在です2023/05/07

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